ニッカホームが愛知の環境保護に貢献する寄付を実施

愛知県に本社を置く総合リフォーム店、ニッカホーム中部株式会社は、地域貢献の一環として「あいち森と緑づくり基金」への寄付を行いました。本寄付は、同社がリフォーム事業を展開する上で重視している木材の使用に関連しています。

ニッカホームは、これまでにも愛知県産材の積極的な活用を進めており、特に三河エリアの森林組合との連携を深めることで、木材に関するさまざまな取り組みを実施してきました。間伐体験や木育ワークショップ、さらには間伐材を用いた商品化なども手掛け、地域の森林環境の保全に寄与しています。今年の寄付は、その活動の延長線上にあるものと言えます。

また、ニッカホームはLIXILと連携し、SDGs（持続可能な開発目標）の目標13「気候変動に具体的な対策を」に対応した取り組みも行っています。具体的には、省エネリフォームを推奨しており、例えば内窓や日除けの導入を通じてエネルギー効率の改善を図っています。

昨年、同社とLIXILは名古屋市内の保育園に日除けシェードを寄贈するという意義あるプロジェクトを実施しました。このプロジェクトでは、学生ボランティアの協力を得て、保育園の園庭に11基のシェードを無償で設置するという形で、省エネの重要性を幼児に体験させる試みも行われました。

これまでのCSR（企業の社会的責任）活動としては、内装材「ニッカブロック」の製造・販売が挙げられます。愛知県岡崎市の杉を利用したこのブロックは、DIYにも適しており、手軽に壁に貼ることができるだけでなく、さまざまなアレンジや小物づくりにも活用されています。さらに、名古屋港水族館においては、愛知県産木材を用いたペンギン用の小屋の寄贈も行われています。これらの取り組みは、地域との強い結びつきを象徴するものと言えるでしょう。

寄付感謝状贈呈式典は2023年8月4日に愛知県自治センターで開催される予定で、メディアの取材も受け付けています。ニッカホームは、今後も地域貢献や環境保全に向けた様々な活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて尽力していく考えです。

このように、ニッカホームは単なるリフォーム事業にとどまらず、地域や環境に対する責任を果たす企業としての位置づけを強化しています。今後の活動にも注目が集まっています。