次世代ワーケーションがもたらす地域の可能性
玄海国定公園で、新型コロナウイルスの影響を受けた観光業を revitalise するための新たなワーケーションプログラムが実証されています。このプログラムは、地域の自然や文化を活用した観光と、パーソナルモビリティを組み合わせた新しいアプローチです。
プログラムの目的
この実証プロジェクトでは、まず地域の魅力を発見することが重視されています。玄海国定公園の豊かな自然環境を利用し、マリンアクティビティなどの既存の観光コンテンツに加え、パーソナルモビリティを用いた新しい体験を提供します。
さらに、地域に点在するカフェやコミュニティスペースを巡りながら、地元の人々との交流を深めることで、観光ガイドには載っていない地域独自の魅力を発掘します。将来的には、このような観光客が地域に定住する「関係人口」としての存在になってほしいという目標もあります。
実施概要
この実証は、2020年10月16日から開催され、別途予約が可能です。具体的には次の3つの内容が含まれています:
1.
パーソナルモビリティの提供
トヨタ自動車との協力により、SHARE OFFICE「SALT」に設置されたパーソナルモビリティを体験します。利用者はトヨタのi-ROADやCOMSを自分で運転しながら、さまざまなスポットを巡ります。利用開始前には、安全運転のための講習も行われ、充電スポットも地域の飲食店やコミュニティと連携して手配します。
2.
ツアーの開発
近畿日本ツーリスト九州と協力し、地域を訪れるルートをいくつか開発し、魅力的なスポットや飲食店など、訪れる価値のある場所を提案します。また、釣りや登山などのアクティビティも国定公園内で提供される予定です。
3.
予約と販売
用意したツアーの予約は2020年10月16日より開始されます。なお、新型コロナの状況を考慮し、1回の体験で受け入れ人数は最大4名と制限しています。参加者はSHARE OFFICE「SALT」に訪れた後、トレーニングを経て、設定されたルートに沿って多彩なアクティビティを楽しむことができます。
地元とのつながりを深めるプログラム
旅の途中には、地元の食材を使った料理を提供する飲食店や、地域住民との交流が盛り込まれています。フレンドリーな環境の中で、地域とのつながりを築くことができ、訪問者がただ観光をするだけでなく、より深い体験ができるようになります。
このような新しい取り組みは、地域の活性化と観光業の再生に大きく寄与することでしょう。観光客が「どこにでもある観光地」ではなく「地域に寄り添う体験」を期待する中で、玄海国定公園は新たなスタイルの観光地としての可能性を秘めています。
会社概要
本実証は株式会社スマートデザインアソシエーションが運営しています。詳細な情報は
こちらで確認できます。
また、ワーケーションプログラムの予約や詳細については、
こちらの特設サイトから確認できます。
玄海国定公園での新たな観光スタイルを体験し、地域の魅力を再発見してみませんか?