福岡市のベンチャー企業、瞬間移動体験のクラファン開始で革新の一歩

実写VRによる瞬間移動体験、福岡市から新たな挑戦

福岡市に拠点を置く株式会社ごきげんコーポレーションが、クラウドファンディング「瞬間移動体験」を発表しました。2023年8月1日からスタートするこの取り組みは、実際のVR技術を活用して「行ってみたい人」と「来てほしい場所」をつなげることを目指しています。

瞬間移動体験とは？

この体験は、実写VR空間にヘッドセットを装着して入ることで、まるで異世界に足を踏み入れたかのような感覚を味わえるものです。従来のVRやメタバースとは異なり、精細な実写映像により、ユーザーはその場にいるかのような没入感を得ることができます。この技術は、一般のアミューズメント施設やKPOPアーティストのVRコンサートなどで試されています。

過去のVRブームでは、360度映像が中心であり、本当の意味での驚きは少なかったものの、技術の進化により現在はリアルな体験が可能になりました。例えば、病床にいながら歌舞伎を楽しむことも。その使用シーンは多彩で、海外旅行の前に下見を行ったり、工場見学をしたり、大切な思い出の場所を再訪することも可能です。

新たな利用シーンの登場

この瞬間移動体験では、あらゆる余暇の過ごし方や様々な産業での利用を検討する動きが出ています。たとえば、スポーツ観戦をスタンドの最前列よりも前で行ったり、不動産物件を気軽に内覧したりすることができます。多種多様なシーンでの活用が期待されています。

取締役の島良祐氏の意気込み

取締役COOの島氏は、この技術を日本全国、さらには世界中の人々に知ってもらい、生活を豊かにすることを目指していると語ります。スマホネイティブや動画ネイティブの時代において、この技術を広めて多くの人に体験してもらうことが急務だと感じているようです。最近では、地方自治体からの問い合わせも増えており、実際のVR体験で驚かせる仕事に日々取り組んでいます。

会社概要

株式会社ごきげんコーポレーションは、「福岡に未来を吹き込む会社」として2024年に創業しました。社会問題解決に向けた新しい発想で事業を展開し、福岡市をハブとして九州各地の魅力を引き出すことを目指しています。福岡からの地域活性化を実現するため、実写VRを活用することで新たな市場を形成しようとしています。

ソーシャルメディアでも情報発信を行っており、XやInstagramでの最新情報をチェックすることが可能です。御社のクラウドファンディングが成功することで、未来のエンターテイメントや観光の形が変わることが期待されています。