MILIZEとAVM、調達DXに新たな一歩
株式会社MILIZEは、2024年12月5日にシンガポールのAffno Virtual Market (Pvt) Limited(AVM)とのパートナー契約を結びました。この提携により、調達電子化プラットフォーム「GreenTape」が日本市場に進出します。
調達業務のデジタル化の重要性
近年、調達業務のデジタル化が企業の効率化やコスト削減に不可欠な要素となっています。しかし、多くの企業の調達部門では、未だに紙やメール、エクセルに依存したアナログな業務が主流であり、属人的な対応が問題視されています。これらの課題を解決するためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)が必要です。
GreenTapeプラットフォームの特徴
GreenTapeは、一般的な調達業務の電子化プラットフォームとは異なり、特定の業界や調達プロセスに特化しています。これにより、企業の規模や業種に関わらず、調達業務を効率化し、データに基づいた意思決定を促進することが可能助けします。また、GreenTapeを導入することで、適正価格による効率的な購買が推進され、取引先や購入実績のデータベース化が行われます。
AIの活用でさらなる効率化を狙う
今回の提携を通じて、MILIZEは、集積された調達データを活用しAIソリューションを提供します。これにより、企業は更なる効率化と成果を上げることが期待されます。AVMのCEO、Dirk Guinan氏は「MILIZEとの提携は、GreenTapeが日本市場での影響力を発揮する絶好の機会」と述べており、両社の強みを生かした協力体制の構築に期待が寄せられています。
代表者からの意見
MILIZEの田中社長も「調達部門のデジタル化が遅れている日本において、AVMが開発したGreenTapeは、導入しやすさに優れたソリューションです。AIを活用し、企業の調達業務を支援することに専念していきます」とコメントしています。このような変革の中で、調達業務のデジタル化が進むことで、企業全体の生産性向上に寄与することが期待されます。
両社の今後の展望
本パートナーシップにより、MILIZEは日本でのGreenTapeの代理店としての役割を果たしつつ、さまざまな業種の企業の調達プロセスのデジタル化をサポートします。技術と知見を融合させ、調達業務におけるAI活用の新たな道を開いていくことを目指しています。この歴史的な提携は、デジタル革新を促進し、幅広い業界での調達業務の効率化を実現する一歩となるでしょう。
企業情報
株式会社MILIZE
- - 設立: 2009年4月
- - 所在地: 東京都港区芝浦4丁目12番38号 CANAL GATE SHIBAURA 6階
- - 事業概要: 金融工学、AI研究、フィンテックツールの企画・開発・運用など
Affno Virtual Market (Pvt) Limited
- - 設立: 2019年1月
- - 所在地: シンガポール 16 Raffles Quay, #33-03 Hong Leong Building
- - 事業概要: 調達電子プラットフォーム「GreenTape」の開発と販売
お問い合わせ
今回の業務提携に関するお問い合わせは、株式会社MILIZEの公式サイトよりお願いいたします。ここから調達業務をデジタル化し、さらなる効率化を促進していく取り組みに期待が高まります。