小規模企業向けの新たなサービス「Wemex 健診代行」開始

健診改善の新しい選択肢

ウィーメックス株式会社は、従業員数1,000名未満の企業を対象とした健診事務代行サービス「Wemex 健診代行」の提供を始めました。このサービスは企業が抱える健診業務の負担を軽減し、従業員の健康維持を支援します。これまで主に1,000名を超える企業向けにサービスを展開してきたウィーメックスですが、今回の拡大により中小企業でも同様のサポートが受けられるようになりました。

健診業務の大変さ

日本の労働安全衛生法により、すべての企業は年に一回必ず従業員に健康診断を実施しなければなりません。健診に関わる事務作業などは数多く、契約の締結から、対象者のリスト作成、健診項目の選定、結果の管理、さらには労働基準監督署への報告書の作成ファイルまで多岐に渡ります。

従業員数が少ない企業では、専任の担当者を置くことが難しく、他の業務を兼務している人事や総務担当者がなんとかこれらに対応しています。その結果、健診の実施や報告は行えても、再検査の案内や産業医との連携など、重要な「事後フォロー」まで手が回らないケースが多いです。このようなリソースの不足は、従業員の健康増進の機会損失や企業の生産性の向上を妨げる要因となり得ます。

「Wemex 健診代行」の特長

「Wemex 健診代行」は、これらの課題を受けた新しいサービスです。ウィーメックスが持つ120万名以上の人事関連情報をもとに、最適な健診内容を定型メニューとして提供します。専門知識が不十分な企業でも、適切な健診の設計ができるようになります。

健診の管理が簡単に

このサービスには、健診案内やフォローアップ作業の代行に加え、健診予約や受診状況を管理できる機能が新たに追加されています。これにより、担当者は従業員の健診状況を把握しやすくなります。

さらに、ウィーメックスは全国3,000以上の健診機関・医療機関と提携しているため、従業員は自宅近くまたは職場近くでの受診が可能です。また、健診機関ごとに異なる結果を統一化しデータ化することで、労働基準監督署への報告用書類作成もスムーズに行えます。