日本郵便との業務連携を強化
株式会社パルマは、日本郵便株式会社との間に、セルフストレージ関連サービスの提供を行う業務連携の深化を合意しました。これは日本郵便が出店を予定している地域において、セルフストレージ施設を新たに開業し、その運営をサポートするものです。今回の提携先である日本郵便は、日本郵政キャピタル株式会社が属する日本郵政グループの主要企業です。
業務連携の目的
この取引の背景には、2018年に日本郵政キャピタルとの資本提携を結んだことがあります。パルマは同社が保有する施設の新たな役割を創造することを目指し、トランクルームとして再利用することで、既存資産の価値を最大化し、新たな収益源の創出を実現しようとしています。実際に、昨年の3月に福岡県八幡西郵便局に出店したセルフストレージは、開業から1年足らずで好調な利用状況を見せています。
新たな施設の開業計画
今回の合意を受けて、次なるステップとして「栃木県宇都宮南郵便局」と「沖縄県牧志郵便局」にセルフストレージ施設を新たに開業することが発表されました。この取引では、施設の開業プランの提案や、開業後のコールセンター窓口の設置、Web契約管理システム(クラリス)の提供、収納代行サービス、利用料滞納保証、施設の巡回清掃など、幅広いサポートを一貫して実施します。
地域活性化への貢献
日本郵便の郵便局は地域の中心に位置し、利用者にとってアクセスが良いことから、パルマのセルフストレージ施設が地域住民にとっての利便性を高め、経済の活性化につながると考えています。今後も日本郵便との連携を強化し、新たなサービスの開発に積極的に取り組む意向を示しており、その成果を地域活性化に貢献していくことを目指しています。
施設情報と開始予定日
出店予定のセルフストレージ施設は以下の通りです:
- - 宇都宮南郵便局: 栃木県宇都宮市宮の内二丁目176-33
- - 牧志郵便局: 沖縄県那覇市牧志三丁目13-19
そして、取引開始日は2025年2月7日を予定しています。
パルマについて
株式会社パルマは、セルフストレージ・トランクルーム事業に特化した企業であり、滞納保証や収納代行、コールセンターを通じた申込受付、ITソリューションなどのBPOサービスを展開しています。国内の約60%のセルフストレージ事業者に利用される最大のサービスプロバイダーとして、セルフストレージの普及を進め、事業者や利用者、投資家の満足度を高めることを企業理念としています。これからも、パルマは地域に密着したサービスを提供し、社会へ貢献していく所存です。