UniLaSalleとダッソー・システムズ、教育イノベーションの新たな時代へ
フランスの工科大学UniLaSalleが、ダッソー・システムズのグローバルな研究拠点である3DEXPERIENCE Edu Center of Excellenceに25番目のメンバーとして参加することが発表されました。この取り組みは、体験型生涯学習を通じて、学生たちが持続可能なイノベーションに必要な知識と技術を身につけることを目的としています。
Apex UniLaSalleの開設
今月、ボーヴェに新設されたデジタル・イノベーション・センター「Apex UniLaSalle」の開所式では、ダッソー・システムズのベルナール・シャーレス取締役会エグゼクティブ・チェアマン、UniLaSalle学長セバスチャン・ウィンザー氏などが出席し、この新しい教育施設の重要性が強調されました。このセンターは、生命科学、地球科学、製造工学、環境工学に特化した教育と研究を推進するための最前線となります。
通信の進化と持続可能な未来
Apex UniLaSalleは、バーチャルリアリティルーム、3D試作室、動画スタジオなど最先端の設備を備えたリビングラボとして、学生間の交流と創造性を刺激します。ここでは、学生たちは環境保護、生態系の保全、バイオミミクリーといった重要なテーマに取り組みに集中できる環境が整っています。
教育と産業界の結びつき
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームの導入により、UniLaSalleの学生は、科学的原理に基づいたバーチャルツインを作成し、その挙動を予測することが可能になります。これにより、教育と各分野の連携が強化され、持続可能なイノベーションの推進が期待されます。
期待される教育的成果
UniLaSalleのジェネラルマネジャー、フィリップ・ショケット氏は、この新たな認定を「教育と探求の新しい機会を提供する取り組みの証明」と捉えています。学生たちは、産業界での実践的な経験を重視し、新しいアイデアや技術を生み出す機会を得ることができます。
ダッソー・システムズとの協力関係
ダッソー・システムズとの10年にわたる協力の成果として、UniLaSalleは3DEXPERIENCE Edu Center of Excellenceに認定されたことにより、その教育の質をさらに向上させることができます。これにより積極的に取り組む若手研究者の存在が重要視され、持続可能な社会を実現するための技術と知識の創出が進みます。
みんなで持続可能な未来を築く
この取り組みは、学生が持続可能な未来を築くための重要なステップとなるでしょう。ダッソー・システムズのフローレンス・ベルゼレン氏は、持続可能なイノベーションに向けた共同の努力が新しい体験の創造を促すと述べています。
結び
Apex UniLaSalleの開設は、デジタル技術を活用した新たな教育の形を提示し、学生たちが未来を創造する力を身につけるための場となります。この新たな挑戦を通じて、UniLaSalleとダッソー・システムズは、私たちの社会での役割を再定義し、持続可能な発展を目指し続けます。