プロ級3Dプリンター「Titan 2」が発売開始
2023年6月7日から、注目の3Dプリンター「Titan 2」の受注が始まりました。Kudo3D社が手掛けたこの製品は、クラウドファンディングによって成功を収めた「Titan 1」を超える速度と解像度を実現しています。早割キャンペーンも展開されており、購入者にはお得な価格で手に入れるチャンスがあります。
進化した印刷スピードと品質
「Titan 2」は、最大XY軸解像度37μm、最小積層ピッチ5μmを誇り、非常に詳細な作品を作成可能です。特許出願中の受動自己剥離技術(PSP)を導入したレジン容器と、大型ビルドプラットフォームを改良することで、硬化された層とレジンとの分離力を低下させ、印刷効率を向上させています。この改良により、出力品はより滑らかに仕上がり、印刷プロセス全体が格段にスムーズになります。
Wi-Fi接続での手軽な操作
特に革新的なのは、Wi-Fi機能の搭載です。従来はPCが必須でしたが、「Titan 2」ではRaspberry Piを活用し、タブレットやスマートフォンからパラメータの設定が可能になりました。これにより、煩わしい配線から解放され、印刷中でも安定した操作が行えます。また、複数台の「Titan 2」を一つのデバイスで管理できる点も、大量生産を行うユーザーには大きな利点です。
完全組立済みで簡単スタート
初心者に優しい設計も嬉しいポイントです。「Titan 2」は完全に組み立てられた状態で提供され、さらにお届け時には50μmで校正済みです。手間いらずで、電源を入れるだけで使用を開始できます。合計37~100μmのXY軸解像度を調整するために、専用の目盛りが付属しているため、細かい調整も容易です。
安心のサポート体制
Kudo3D社は日本市場にも力を入れており、自社ホームページ上で日本語版の取扱説明書を提供予定です。困った時には直接日本語で問い合わせができるサポート体制も整っており、日本国内での安心しての利用が期待されます。
販売背景と今後の展望
「Titan 1」の成功に続き、Kudo3D社は新たに「Titan 2」を開発しました。この進化系プロダクトは、3Dプリンター業界のスタンダードを再定義することを目指しています。特に、様々な改善ポイントをユーザーのフィードバックから取り入れた点は、今後の進化にも期待が寄せられています。また、Kudo3D社は初心者向けモデルの開発にも力を注ぎ、3Dプリンティング技術をより多くの人々に広める活動を進めるとのことです。
仕様詳細
- - 製品名: Titan 2
- - スターターパッケージ価格: USD $3,488(約380,000円)
- - 早割価格: USD $3,288(約350,000円)
- - 印刷サイズ: 最大19.2cm x 10.8cm x 25.0cm
- - 重さと寸法: 41cm x 35cm x 85cm / 13.5kg
- - 対応OS: Windows, Mac, Linux
「Titan 2」や3Dプリンティング技術に興味がある方は、ぜひ今後の展開をチェックしてみてください。