ヘッドスプリングが新たなパワー半導体評価施設を稼働開始
ヘッドスプリング株式会社は、福岡県北九州市若松区に新たな評価・技術開発拠点「HS PowerDevice Lab HIBIKINO」の本格稼働を開始しました。2025年12月の開設以来、計画に基づいて導入が進められていた4種類の評価設備がついに整備完了し、パワー半導体業界の発展を目指します。
このラボは、パワー半導体の技術開発や評価技術の向上を目指し、自社開発の評価装置を用いて測定・解析を行います。顧客ニーズに応じた受託評価も既に複数社から利用されており、今後さらに多様なサービスが展開される見込みです。また、評価装置のトライアル評価も行われており、企業は実際にデバイスを使用して導入を検討できる環境が整えられています。
新たに導入された評価装置
本ラボでは、次の4種類の高性能評価装置が導入されており、それぞれ特定の評価を行うことができます。
- - 高温ダイナミック逆バイアステストシステム(D-HTRB)
型番:HAT-DHTRB01A
- - 高温ダイナミックゲートバイアステストシステム(D-HTGB)
型番:HAT-DHTGB01A
- - 高温高湿ダイナミック逆バイアステストシステム(D-H3TRB)
型番:HAT-DH3TRB01A
- - パワーサイクルテストシステム(過渡熱抵抗Rth測定機能付き)
型番:HAT-PC01A
これらの装置は、動的なストレスや通電の影響を評価するだけでなく、静的評価にも対応しています。それにより、デバイスの特性や信頼性を確かめるための多角的なアプローチが可能となります。
評価試験の具体的内容
ヘッドスプリングのラボは、さまざまな信頼性試験と熱特性評価に対応しており、デバイスの特性測定や実際の電力変換回路に組み込んだ状態での評価も可能です。これにより、顧客はデバイスの選定や回路設計に必要な評価ができ、将来的な開発に役立てることができます。
また、万が一自社設備では対応できない特殊な測定が必要な場合には、提携する評価機関と連携できる体制が整っています。これにより、より幅広いニーズに応えられるようになっています。
今後の展開と設備拡張の計画
HS PowerDevice Lab HIBIKINOでは、現在すでに多数の評価を行っているにもかかわらず、今後さらに評価項目を拡充していく予定です。特に、高温順バイアス試験装置(HTFB)の導入も検討されており、より高度な評価手法が採用される見込みです。
ヘッドスプリングは、ラボでの実績やお客様とのプロジェクトを通じて得た知見を、今後の評価手法や装置の改善、新製品開発に反映させていく方針です。全てはパワー半導体技術とパワーエレクトロニクス技術の向上を目指しています。
施設情報と連絡先
- - 施設名: HS PowerDevice Lab HIBIKINO
- - 所在地: 福岡県北九州市若松区ひびきの2番5号
- - 開設日: 2025年12月
- - 連絡先電話番号: 03-5495-7957
- - メール: [email protected]
この新しいラボの設立により、ヘッドスプリングは国内外における技術革新に貢献し、将来のパワー半導体市場のリーダーとなることを目指しています。