DKSHが提供する教育プログラム
DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社(以下、DKSH)は、2025年に開催される「JAIMAサマーサイエンススクール2025」において、中高生向けの実習プログラムを実施しました。このイベントは、日本科学未来館で行われ、科学技術の社会的役割を若い世代に伝える重要な機会となりました。今回のプログラムでは、特に食品アレルゲン検査に焦点を当て、科学の面白さと現実の課題をつなげる体験を提供しました。
JAIMAサマーサイエンススクール2025とは
JAIMAサマーサイエンススクールは、一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)が主催する教育プログラムで、毎年多くの学生が参加しています。このプログラムでは、最新の分析機器を実際に操作できる機会が設けられ、科学技術への関心を育むことを目的としています。DKSHは協力企業の一つとして参加し、教育支援に力を入れています。
食の安全をテーマにした体験型実習
DKSHは、食品アレルゲン検査に関する実践的なセッションを実施しました。参加した中高生は、実際にリアルタイムPCR装置とラテラルフローリーダーを使い、食品中のアレルゲンDNAを検出する過程を体験しました。これにより、検体の準備から測定、結果の確認までを一貫して行い、食品の安全性に対する理解を深めることができました。このプログラムは、食の安全という身近なテーマを通じて、科学技術が私たちの健康を守る役割を果たしていることを実感させることを狙っています。
交流の場としての意義
実習終了後には「受講生・企業交流タイム」が設けられ、参加した学生が興味をもってDKSHのブースを訪れました。彼らは装置の仕組みや測定結果について積極的に質問し、食品アレルゲン検査に対する興味を示しました。このような交流の場が学生たちの科学技術への関心をさらに広げるきっかけとなりました。
DKSHの今後の取り組み
DKSHは、今後も分析機器を用いた教育支援に力を入れ、科学技術の社会的価値を広めるための取り組みを継続していく方針です。未来を担う若い世代が直接体験を通じて科学を学び、社会とのつながりを深めることを支援することで、持続可能な社会の実現にも貢献していきます。こうした活動は、企業の使命である「人々の生活を豊かにする」という目的に沿ったものであり、各市場にポジティブな変化をもたらす役割を果たします。
DKSHについて
DKSHは、160年以上の歴史を持つ企業で、ヘルスケアや消費財、テクノロジー事業を通じてアジアを中心に成長を支えています。マーケットエクスパンションサービスのリーディングカンパニーとして、調達からマーケティング、流通まで幅広いサービスを提供しています。DKSHは国連グローバル・コンパクトに加盟し、責任あるビジネスの運営にも努めています。また、スイスのSIX証券取引所に上場し、現在多数の専門家が在籍し、売上高も順調に伸びています。これからも教育支援を通じて、より豊かな未来に向けた貢献をしていく所存です。