教育の未来を拓く！「ことよさしの会」発足、教育業界のレジェンド北山雅史氏の新挑戦

教育の未来を担う「ことよさしの会」発足

少子化、経済格差、貧困家庭の増加など、現代の子どもを取り巻く環境はかつてないほど複雑化しています。一方で、情報化やグローバル化も進み、日本の教育は大きな転換期を迎えています。こうした状況の中、教育業界に革命を起こしてきた北山雅史氏が、新たな教育コンソーシアム「ことよさしの会」を設立しました。

北山氏は1980年、学習塾「栄光ゼミナール」を設立。入塾テストによる選抜制やCIデザインの導入、他塾との教材共有など、革新的な経営手法で業界をリードし、数々の成功を収めてきました。栄光ゼミナールは、単なる学習塾にとどまらず、文化事業やホテル経営など多角的な事業展開を行い、株式公開も果たすまでに成長しました。

「ことよさしの会」は、北山氏のこれまでの経験と理念を継承し、教育のあり方を見つめ直すことを目的とした組織です。単に受験勉強をさせるだけでなく、子ども一人ひとりを社会の一員として捉え、主体的に生きられる力を育むことを目指しています。

「ことよさしの会」の活動内容

「ことよさしの会」は、学習塾や学校法人だけでなく、企業や個人にも門戸を開放。セミナーや研修、会員サイトなどを通して、教育に関する情報共有や提言活動を行っています。会員同士のネットワーク構築も重視し、多様な視点を取り入れながら、未来志向の教育改革を推進していくことを目指しています。

具体的には、以下の様な活動が予定されています。

セミナー・研修会の実施: 教育に関する最新の知見やノウハウを共有するセミナーや、実践的なスキルを習得できる研修会などを開催します。
会員サイトの運営: 会員同士の情報交換や交流を促進するための会員サイトを運営します。
教育に関する提言活動: 教育政策への提言や、教育業界全体の活性化のための活動を行います。
サポート事業: 教育機関や個人へのサポート事業を通じて、教育の質向上に貢献します。

北山雅史氏の教育理念

北山氏の教育理念は、「子どもは社会の宝」というシンプルな言葉に集約されます。様々な環境で育つ子どもたちが、社会で活躍できるよう、地域社会全体で支えていくという考え方が根底にあります。単なる知識の詰め込みではなく、子どもたちの可能性を最大限に引き出し、主体性と創造性を育む教育こそが大切だと考えています。

「ことよさしの会」への期待

「ことよさしの会」は、教育業界の枠を超えた、新たな教育プラットフォームとなる可能性を秘めています。少子高齢化やグローバル化が加速する現代において、教育のあり方を革新し、未来を担う子どもたちを育成していくために、その活動に大きな期待がかかります。

第1回セミナー開催概要

「ことよさしの会」の設立を記念して、第1回セミナーが開催されました。テーマは「塾×脳」。算数教室Ideｍ主宰の井手村宣夫氏を講師に迎え、脳科学の視点を取り入れた学習法について講演が行われました。

開催日: 2016年6月20日(月)
会場: ギャラリー册（東京都千代田区）

株式会社エデュリンク

「ことよさしの会」を設立した株式会社エデュリンクは、小学生・中学生を対象とした学習塾「CREO CAMPUS」の運営や、教育業界特化の人材サービス事業も行っています。代表取締役は北山雅史氏です。

北山雅史氏の経歴は、日本の教育業界の歴史そのものと言っても過言ではありません。数々の困難を乗り越え、常に革新を追求してきた氏の経験と情熱が、「ことよさしの会」の活動に注がれています。

「ことよさしの会」の今後の展開から目が離せません。