女性活躍推進の新たな一歩『なでしこPOPの日』誕生

なでしこPOPの日 - 女性活躍がもたらす商売繁盛の可能性

7月9日が「なでしこPOPの日」として正式に登録されました。この日を制定したのは、POP制作を通じて全国の店舗や企業を支援する活動を行う「POP未来図」です。代表の伊坂光恵さんは、大阪や兵庫を拠点に女性の販促活動を応援する活動を続けています。

この記念日は、「なでしこ」=女性と「POP」=販売促進ツールの語呂合わせに由来し、女性が販促活動で輝くことを社会全体で支える意味があります。女性の力を活かし、現場での働き方を変えることで、企業や地域が元気になることを目的としています。

女性活躍×コト売り販促という方程式

近年、中小企業は物価高や人手不足、後継者不在など、厳しい経営環境に直面しています。特に非正規の女性たちは、業務の補助的な役割にとどまりがちで、企業成長につながる「伝える仕事」の機会が乏しいのが現実です。これを受け、「POP未来図」は「女性活躍×コト売り販促＝商売繁盛」という方程式を提唱しており、ただの売上だけではなく、購買者に価値を届けることが重要であるとしています。

実際の取り組みとして、ある飲食チェーンでは、女性従業員が作成したPOPが注目を集め、驚くべき年商1.5億円を実現したという成功例があります。現場の女性たちがアイデアを出し、実行することで、企業内の雰囲気が活気づきます。

今後の展望と特別セミナーのご案内

今年、記念日に合わせて、2025年7月9日には大阪で「なでしこPOPの日・特別セミナー（体験講座）」が開催されます。セミナーでは、商品やサービスの価値を伝えるキャッチコピー作りが学べ、参加者自身が手を動かしてPOPを作成する時間も設けられています。すでに会場は満席ですが、オンライン参加（定員100名）も受け付けています。

講座では、効果的な「コトPOP」の書き方を学ぶだけでなく、女性が活き活きと働くための社内体制についても触れます。また、手書きPOPを通じた人材育成や社内活性化の実例を紹介し、「女性の感性を活かす」ことで企業成長を促進します。

この記念日を皮切りに、全国で女性活躍から生まれるマーケティングの可能性を広げ、経営改革のきっかけにしたいという願いが込められています。手書きのシンプルなPOPツールが、どのようにして自信を生み出し、仕事の楽しさにつながるのかをご体験いただける貴重な機会です。