株式会社Crypto Garageが、企業のWeb3ビジネスを支援するためのブロックチェーン・バックエンドサービス『mahola』を2024年10月8日に正式にローンチしました。このサービスは、企業が直面する様々な障壁を解消し、よりシンプルなWeb3ビジネスの構築を可能にすることを目的としています。
『mahola』は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の技術基盤を利用したサービスで、従来のWeb2技術に近い感覚でWeb3サービスの開発を行うことができます。これにより、ノードやIPFSといったWeb3特有の技術要素を意識せずに開発が行えるため、開発者にとっても大変魅力的な選択肢となっています。特に、ウォレットの開発やNFTの配布、秘密鍵の管理なども簡単に実現可能です。
多彩なユースケースの実現
『mahola』は、様々なWeb3ビジネスのバックエンドとしての活用も見込まれています。NFTを活用したロイヤリティプログラムや、ブロックチェーンゲーム、NFTマーケットプレイス、DID/VCなど、幅広いユースケースに対応しています。これにより、企業は自社のニーズに合わせた独自のサービスを展開しやすくなるでしょう。
実績ある導入事例
これまでの導入事例として、2024年8月に開催された「ETHTokyo 2024」では、参加者に向けたNFT発行が行われました。このイベントでは、参加者が特定のカフェで使用可能なクーポンを受け取ることができ、実際に60名以上がこの特典を利用したとのことです。また、DGグループの社員向けにもNFT発行が行われ、社員間のネットワークを可視化しコミュニケーションを活性化する施策も実施されています。
CEOのコメント
Crypto Garage代表取締役の大熊氏は、企業が抱える暗号資産関連の課題に目を向け、Web3ビジネスのニーズを受けて『mahola』サービスの開発に取り組んできたと述べています。これにより、企業が求める安全で効率的なWeb3ビジネスの実現を支援していく方針を示しています。
今後の展望
Crypto Garageは、今後も法人向けデジタルアセット金融サービス『SETTLENET』と『mahola』を組み合わせ、クライアントのWeb3サービス開発から金融サービスまでを一貫してサポートすることを目指しています。パートナーとの協業を通じて、最新のテクノロジーを活用した高度な金融サービスを提供し、持続可能な社会の発展に寄与することを目指しています。
詳細や問い合わせについては、公式ホームページをご覧ください。
mahola公式サイト
会社概要
- - 社名:株式会社Crypto Garage
- - 設立:2018年9月
- - 代表者:大熊 将人
- - 所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-19-9
- - 事業内容:ブロックチェーンを活用した金融サービスの研究開発及び商用化を行う企業で、暗号資産交換業登録も行っています。これまでの技術を活かし、新しいビジネスモデルの構築に向けて取り組んでいます。