楽天チケット、ヴィッセル神戸の2025開幕戦をNFTで販売

楽天チケットがNFTチケットを販売開始

2025年シーズンに向けた盛り上がりの中、楽天チケット株式会社が「ヴィッセル神戸」の開幕戦チケットを一部NFT形式で販売することが決定しました。明治安田Ｊ１リーグの第1節、対戦カードは「ヴィッセル神戸対浦和レッズ」。この試合は2025年2月15日の14:00にノエビアスタジアム神戸で行われます。

NFTチケットとは

「NFT」とは、Non-Fungible Tokenの略で、ブロックチェーン技術を用いたデジタル資産です。この技術により、チケットの取引履歴や所有者情報が透明に管理され、偽造や不正取引を防止します。本チケットは、ユーザーにとって安心して購入・販売できる仕組みを提供します。また、購入者は二次流通期間中に自分で価格を設定できるため、独自のマーケットプレイスでの自由な取引が可能となります。

特別席のNFTチケット販売

今回販売される席は、メインスタンド前の「THE PITCH」と、ミストスタンド中央部の高級シート「ヴィッセルシート」の一部です。特に「THE PITCH」は選手たちのプレーを間近で観戦できる特別な体験を提供します。価格は税込38,000円でペアシートが販売される予定です。また「ヴィッセルシート」は11,000円で販売され、指定した座席からの最高の観戦体験が楽しめます。

取引の透明性と安全性

「NFTチケット」の導入で、楽天チケットは次世代のチケットリセールプラットフォームを構築すべく大きな一歩を踏み出しました。これにより、ファンは安全で透明性の高い環境でチケットを取り扱うことができ、良好な取引市場の形成に寄与します。楽天は、スポーツイベントに留まらず、音楽など他のエンターテインメント分野への展開も視野に入れています。

関係者のコメント

楽天ヴィッセル神戸株式会社の社長、千布勇気は、「NFTチケット」の導入について「新しい価値をファンに提供し、観戦体験を向上させることを目指している」と語りました。この取り組みを通じて、チケットの透明性や安全性を向上させ、リセール市場の課題を解決する手助けができると信じています。

楽天チケットの今後

楽天チケットは今回のNFTチケットの成功を糧に、さらなる研究と導入を進める計画です。チケットの透明性と安全性を高め、多くのファンに喜ばれるサービスを提供することで、業界全体を成長させる取り組みを続けていく意向を示しています。

2025年の開幕戦チケットは、2025年1月20日10:00から販売が開始される予定です。興味がある方は、販売ページをチェックしてください。

【チケット販売概要】

- 販売開始日時: 2025年1月20日（月）10:00
- 対戦カード: 明治安田Ｊ１リーグ第1節「ヴィッセル神戸対浦和レッズ」
- 会場: ノエビアスタジアム神戸
- 公式販売ページ: 楽天チケット

新しい技術がスポーツ観戦の未来を変えることに期待が寄せられる中、楽天チケットの取り組みがどのように進化していくのか、今後も目が離せません。