宇宙戦艦ヤマト放送50周年記念上映会
1974年10月6日に放送開始した『宇宙戦艦ヤマト』が、2024年に放送から50周年を迎えます。それを記念して、新宿ピカデリーで特別な上映会が行われます。このイベントでは、テレビシリーズ第1話「SOS地球!! 甦れ宇宙戦艦ヤマト」の上映に加え、幻の8mmフィルム版が劇場初公開され、ファンを喜ばせる内容となっています。上映会は全国の映画館へライブビューイングされ、より多くのファンにその場を共有する機会が提供されます。
上映内容
本上映会では、まず1974年に放送されたテレビシリーズの第1話が50年前と同日同時刻に流れる予定です。その後、8mmフィルム版『宇宙戦艦ヤマト』全3部作の一挙上映が行われます。この8mmフィルム版は、1977年公開の劇場版とは異なる編集が施され、新規のナレーションも使用されています。そういった意味で、長い間ファンの記憶に残りえた「幻の作品」として初めての劇場上映を迎えることになります。
特別トークイベント
上映会の後半には、庵野秀明氏が司会を務め、特別ゲストとして『宇宙戦艦ヤマト2199』総監督の出渕裕氏やアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏が登壇し、貴重なトークイベントが行われます。このイベントは、作品に対する想いや視点を共有し合う貴重な機会となり、「宇宙戦艦ヤマト」がどのように日本のアニメーションの価値観を変えてきたのかを、深く掘り下げる内容が期待されます。
チケット情報
2024年10月6日、19時30分に新宿ピカデリーで開催されるこの特別上映会のチケットは、2023年9月21日よりオンラインで、9月22日からは劇場窓口でもの販売が始まります。価格は新宿ピカデリーが3,000円、ライブビューイングが2,500円です。また、先着順で50周年を記念したロゴデザインのダイカットステッカーが入場者にプレゼントされます。
幻の8mmフィルム版とは
8mmフィルム版『宇宙戦艦ヤマト』は、1977年に発売された再編集版です。この作品は全26話を約36分にまとめたもので、家庭用ビデオが普及する前の時代に流行した映像保存方法である8mmフィルムによって、楽しむために特別に編集されました。この貴重なフィルム版が劇場で鑑賞できるまたとないチャンスです。
作品概略
『宇宙戦艦ヤマト』は、西暦2199年に人類が地球滅亡の危機に直面する中、宇宙艦を改造した戦艦「ヤマト」がイスカンダルを目指して旅立つ物語です。多くのファンに愛され続け、今なお新作が製作されるこの作品のリリースは、50年間にわたるアニメーションの進化と日本の文化に対する影響を示しており、これからもその魅力は色あせることがありません。
参加することで、アニメの金字塔である『宇宙戦艦ヤマト』の歴史を共に振り返り、未来のファンをも魅了する素晴らしいイベントとなるでしょう。多くの方々の参加をお待ちしています。