松原市と社会構想大学院大学、包括連携協定を締結
この度、松原市(市長:澤井宏文)と社会構想大学院大学(東京都港区、学長:吉國浩二)は、地域課題の解決および持続可能な人材育成を目指し、包括連携協定を締結しました。本協定は、地域に根ざした教育・研究活動を通じて、実践的な人材の育成に寄与することを目指しています。
連携協定の主な目的
協定の基本的な目的は、地域の課題を解決し、持続可能な地域活性化に貢献することです。特に、社会構想大学院大学が提供する社会教育士養成講座においては、大学がフィールド自治体として松原市を選び、実際の地域課題を解決するための提案を行うことが重視されています。また、修了生が中心の「社会教育士会」という組織が地域の問題解決に取り組む予定です。
協定の詳細
本協定には、以下のような具体的な連携内容が掲げられています:
- - 地域課題への取り組みを通じた教育・研究活動の推進
- - 地域課題解決に向けた人材の育成
- - SDGsの推進や女性活躍、さらには人権を尊重したまちづくりの推進
社会構想大学院大学は、社会課題解決において高い専門性を有する人材の育成を行っており、地域における具体的な社会貢献活動を通じて、今回の連携を実施していきます。
今後の活動展望
今後、松原市と社会構想大学院大学は、研究生が提案する解決策を連携して実施し、地域の活性化に繋がる具体的な活動を展開します。この取り組みが他の自治体にも良い影響を与え、社会全体の発展に寄与することを目指しています。
松原市の魅力
松原市は、大阪府のほぼ中央に位置し、交通の要所として昔から栄えてきました。市の面積は東西約5.8km、南北約5.1kmと平坦な土地が広がり、地域産業として金網工業、真珠核製造、印材製造が盛んです。さらに、「まつばらブランド認定マーク」「LaMatsubara」が地域の優れた商品や企業に付与され、全国にその魅力を発信しています。市は地域住民、関係機関、行政が一体となって「セーフコミュニティ」活動を進め、安心・安全な地域づくりにも力を入れています。
社会構想大学院大学について
社会構想大学院大学は2017年に設立され、社会に貢献するための専門性を有する人材を育成することを目指しています。コミュニケーションデザイン研究科においては、広報やコミュニケーション戦略に関する専門職学位を授与しており、2021年に開設された実務教育研究科では新たな知識の体系化を行っています。2024年には社会構想研究科が開設され、社会的な理想を実現するための人材育成も行われる予定です。
このように、松原市と社会構想大学院大学の連携は地域の未来を担う若者たちの成長を促進するものであり、地方創生において重要な役割を果たすことが期待されています。