香川県坂出市に、株式会社デベロップが手掛ける新しいコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 坂出」が、2024年11月23日(土)にオープンします。このホテルは、ホテル アールナイン ザ ヤードシリーズの92店舗目であり、R9 HOTELS GROUP全体では103店舗となっています。また、坂出市とは災害に対する協定も結んでおり、地域での防災活動にも貢献することを目指しています。
ホテルの基本情報
施設名
- - HOTEL R9 The Yard 坂出 (ホテル アールナイン ザ ヤード サカイデ)
住所
開業
予約開始
アクセス
- - 車:瀬戸中央自動車道「坂出北IC」から約1分
- - 電車:JR予讃線「坂出駅」からタクシーで約7分
駐車場
室数と構成
- - 客室数:42室(ダブルルーム36室、ツインルーム6室)
各客室は13m2の広さで、ダブルルームは1名6,200円から、ツインルームは1名6,200円からの料金で宿泊可能です。施設内には最新の設備が整い、快適な滞在が提供されます。
レスキューホテルとその意義
新しいコンテナホテルは、単なる宿泊施設としての役割だけでなく、災害時に重要な役割を果たす「レスキューホテル」として機能します。2024年11月8日(金)には、坂出市と災害協定を締結し、このホテルが災害発生時に客室を市に提供する体制を整えました。これは、災害発生時にも迅速に対応できるよう設計されており、地域防災に貢献することを目的としています。
デベロップは、災害に強い社会を作るため、自治体との連携を強化する活動を行っており、今回の協定締結もその一環です。これにより、坂出市のみならず、周辺地域にも安心を提供することが期待されます。
施設見学会
開業に先立ち、施設見学会が2024年11月8日(金)に行われる予定です。参加対象は報道関係者のみですが、これにより新しいホテルの魅力を直接体験できる貴重な機会となります。
ホテルの特徴と快適性
HOTEL R9 The Yardシリーズは、独立した客室が特徴です。隣接する部屋との壁がなく、より高い静粛性とプライバシーを確保できるように設計されています。また、各部屋には良質なベッドやユニットバス、最新の冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機などが備えられており、快適な滞在が可能です。このような快適性は多くの顧客から評価を受けており、全国的に多くの店舗展開がなされています。
災害時の柔軟な対応
レスキューホテルのユニークな点は、災害時に避難所として機能する点です。デベロップは、近年の災害経験を生かし、必要に応じて客室を被災地に移設して利用することが可能です。これにより、避難ニーズに即した柔軟な対応ができる体制を整えています。過去には、COVID-19に関連した医療施設としても利用されるなど、幅広い用途が期待されています。
企業の背景
運営会社であるデベロップは2007年に設立され、建築や不動産、エネルギー事業などを手がけています。現在は、ホテル事業にも力を入れており、サステナビリティを重視した「レスキューホテル」施策を展開しています。これにより、災害備蓄や地域課題解決に貢献しながら、企業の社会的責任も果たしています。
まとめ
HOTEL R9 The Yard 坂出の開業は、地域に新たな宿泊施設を提供するだけでなく、災害時における迅速な支援策を実現するものです。地元自治体との協定により、真の防災拠点としての役割を果たすことが期待されています。また、ユニークなデザインや充実の設備を兼ね備えたこのホテルは、ビジネス利用にも観光利用にも適した選択肢となるでしょう。新たな宿泊施設が地域にどのような影響を与えるのか、今から楽しみです。