介護書類作成を5分に短縮!Webアプリ「Care Smily」が登場
介護業界の現場では、膨大な書類を作成する必要があります。計画書や連絡帳、モニタリングシートなど、多岐にわたる書類の作成は、時間がかかり、スタッフの負担を増加させる要因となっています。そこで登場したのが、Webアプリ「Care Smily」です。このアプリは、2025年4月からデイサービスや訪問介護、ケアマネ事業所を対象に提供され、介護業務の効率化を目指しています。
介護資料作成を効率化する「Care Smily」の特徴
「Care Smily」では、約10万件にも及ぶ文例が蓄積されており、これを活用することで誰でも質の高い書類を簡単に作成することが可能です。この膨大な文例は、ケアマネジメントサイクルやエビデンスに基づいており、正確で適切な文章を迅速に作成できるのが大きな魅力となっています。また、来場者からも注目を集めたインテックス大阪EXPOでのデモを通じて、多くの介護現場の担当者と商談が行われたことも、アプリの人気を裏付けています。
書類作成の現状と「Care Smily」導入の意義
日本の超高齢社会では、介護現場において利用者のケアを記録・報告するために多くの書類が必要です。介護職員は限られた時間の中、常に正確性と整合性を求められますが、多忙な業務の中で質とスピードの両立は難しいのが現実です。「Care Smily」はその解決策となるべく、文例のコピペのみで書類を完成させることができるため、職員の業務負担を劇的に軽減します。特に、専門用語や利用者の状況に応じた表現が要求される計画書作成においては、その利便性は計り知れません。
約10万件の文例データベースが支える安心感
「Care Smily」の文例データベースには、主任ケアマネジャーや看護師などの専門家が長年の経験をもとに構築した文章が揃っています。これにより、利用者の状況や特性に合わせた適切な文章が容易に作成でき、正確性を求められる介護保険請求にも影響を与える重要な要素となっています。ユーザーは文例に必要な情報を追加することで、即座に提出できるレベルの書類を完成させることができます。
これは決してAI生成の文書ではなく、実務経験に基づいた知識の蓄積によるものです。従って、細かな情報の手入力は必要になるものの、土台の部分はしっかりとサポートしてくれます。
開発の背景と今後の展開
「Care Smily」は、書類作成から解放された時間を利用者ケアに充てることを目的としています。これにより、職員は一人ひとりの利用者と向き合う時間を増やし、コミュニケーションの質を向上させることが期待されています。結果、離職率の低下やサービス向上に寄与し、介護現場全体の生産性を上げる可能性が秘められています。
今後は、放課後デイサービスや訪問看護など他の分野への展開も計画されており、サービスの幅を広げる方針です。
お問い合わせ
「Care Smily」に関心をお持ちいただいた方は、ぜひお問い合わせください。介護業界の知恵を集約したこのアプリが、あなたの現場をサポートします。
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会社名:株式会社Nico
担当者名:黒田啓太
住所:山口県下関市豊北町神田3489−2
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