岡山での医療革新イベント「Health Care Hackathon」
2025年8月30日から31日の2日間、岡山で医療課題解決に特化した「Health Care Hackathon」が開催されます。このイベントは、医療やヘルスケア領域に関心を持つ人々が集まり、アイデアを出し合い、具体的な解決策を探る共創型のイベントです。
ハッカソンとは?
ハッカソンは、アイデアが生まれる場です。参加者は限られた時間内にチームを作り、特定の課題に対する解決策を見つけ出します。「Hack(ハック)」と「Marathon(マラソン)」という言葉が融合したこのイベントは、世界中で実施されており、イノベーション創出の重要な手法とされています。
この「Health Care Hackathon in Okayama」では、参加者は医療現場の課題を理解し、具体的なプロトタイプを作成し発表します。それでは、ハッカソンの大まかな流れを見ていきましょう。
【ハッカソンの流れ】
1.
現場の課題を知る
医療従事者や専門家から、実際の医療現場における課題やニーズを把握します。
2.
アイデアの出し合いとチームビルディング
各自が考えた解決策をプレゼンし、グループを作って行動を共にします。
3.
プロトタイプ開発
チームで協力し、技術サポートを受けながら、簡単なプロトタイプを開発します。
参加資格と求められるもの
このイベントは医療やヘルスケアに興味がある人であれば誰でも参加可能です。年齢や職業は問いませんし、ハッカソンや技術は初心者でも問題ありません。何より大切なのは、医療をより良くしたいという熱意と柔軟な発想力です。
今回のテーマ
本年度のハッカソンでは、日常的に医療的ケアが必要な「医療ケア児」とその家族が直面する課題に焦点を当てます。厚生労働省の調査によると、2021年時点で全国には約2万180人の医療的ケア児がいるとされ、その数は15年で2倍以上に増加しています。岡山県だけでも約360人が該当し、彼らの支援体制の充実が求められています。
医療ケア児は日常生活でさまざまな困難に直面しており、これを解決する手段として新たな技術や仕組みを模索します。
岡山開催の理由
このハッカソンが岡山で開催される理由として、岡山は全国有数の先進医療機関が集まる都市だからです。また、内閣府からはスタートアップ・エコシステム拠点都市に選ばれており、医療とテクノロジーが融合する場として理想的な環境が整っています。
開催概要
- - 日程: 2025年8月30日(土)12:00〜18:00 / 31日(日)9:00〜18:00
- - 会場: 岡山プラザホテル 烏城の間
- - 参加費: 無料(懇親会費は4,000円、学生は無料)
- - 定員: 先着30名
- - 申込締切: 2025年7月31日
申し込み方法
申し込みは、特設サイトから行ってください。興味のある方々のご参加を心よりお待ちしております。
特設サイトリンク
このハッカソンを通じて、医療とテクノロジーが融合し、未来の医療を支える新たなアイデアが生まれることを期待しています。