ロジェ・デュブイの最新作、エクスカリバースパイダーフライバッククロノグラフの魅力

ロジェ・デュブイの魅力的な新作

スイス時計界の名門、ロジェ・デュブイは、卓越した技術と独創性を兼ね備えた最新作「エクスカリバースパイダーフライバッククロノグラフ」を発表しました。この時計は、ジュネーブ・シールを持つ高級オートオルロジュリーの真髄を表現しており、そのデザインと機能性は時計愛好家の心を掴んで離しません。

機能性と美しさの融合

エクスカリバースパイダーフライバッククロノグラフは、一体型ムーブメントを採用しています。このムーブメントは、垂直クラッチとコラムホイールを備えており、時計の精度を大幅に向上させています。特に、回転式ミニッツカウンターやセカンドブレーキシステム、クリプトデイトといった独自の機構が組み込まれており、これがロジェ・デュブイならではの革新性を象徴しています。

多層構造の文字盤は、メゾンの創造性を魅力的に表現しています。この時計は、オートオルロジュリーの伝統を現代に引き継ぎ、比類ない存在感を放つタイムピースとして完成しました。

クロノグラフの伝統と進化

ロジェ・デュブイにとってクロノグラフは、そのDNAに根付いた要素です。時計製造のキャリアの初めに、同氏はクロノグラフムーブメントの開発に力を注ぎ、その経験が今の時計に活かされています。2023年には、30年の進化を経て、第5世代のクロノグラフが誕生しました。新しいRD780は、時刻表示と計測の機能を一体化したことで、デザインの自由度を高め、時計職人の創造性を解き放ちます。

精密なメカニズム

時計のインダイヤルに装備されたコラムホイールは、このキャリバーの美しさを余すことなく表現しています。機械式ムーブメントの中核となるこの部分は、プッシャー操作時に滑らかな感触を与え、クロノグラフの計測機能を正確に統制します。さらに、その美しい仕上げには、高度な技術が利用されています。

引き込まれるデザイン

3時位置にあるアイソトキサル形状のミニッツカウンターは、視覚的なインパクトをもたらし、見やすさを図っています。9時位置では、バランスホイールが華やかに輝いており、傾斜をつけることで視認性を向上させているのも特筆すべき点です。

本モデルは、18Kピンクゴールド製のスケルトンケースを採用し、ブラックラバーストラップとともに印象的なコントラストを生み出しています。快適な装着感を提供するクイックリリースシステムも搭載されており、こうした細部にも配慮が見受けられます。