株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋山 広宣)は、台湾のフランチャイズ「ChargeSpot Digital Service Co. Ltd.」(以下、Digital社)の全株式を取得し、完全子会社化したことを発表しました。この動きは、9月30日に正式に完了し、INFORICHのグローバルな展開をさらに促進することが期待されています。
INFORICHは、創業以来「Bridging Beyond Borders -垣根を越えて、世界をつなぐ-」というミッションを掲げており、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT®」を国内外で展開してきました。このサービスは、2019年からDigital社とのフランチャイズ契約を通じて台湾でも導入され、現在では8,700台を超えるバッテリースタンドが設置されています。特に、台湾における市場シェアは最大級であり、急成長を遂げています。
今回の子会社化により、INFORICHはDigital社との連携を一層強化し、台湾市場におけるサービス拡大を目指します。また、グローバル市場の開拓に向けた更なる兵站を築くことが可能になります。これにより、台湾だけでなく、他の国々でも「ChargeSPOT」を広めるための基盤を確立する狙いです。
Digital社のCEOであるFelipe Tan氏は、「私たちは、この買収に非常に期待しています。過去5年間、台湾でChargeSPOTの拡大に取り組んできました。現在、私たちはすべての地下鉄、自販機、2000を超えるコンビニエンスストア、無数の飲食店に展開しており、この契約は私たちをさらに次のステップへ導くものです」とコメントしています。
INFORICH代表取締役社長の秋山広宣氏も、「Digital社がグループに加わることを非常に嬉しく思っています。台湾は、コロナ前にいち早くフランチャイズ展開を始め、その結果、現在では日本に次ぐ規模を誇っています。この成功はDigital社の努力によるものであり、今回の子会社化が彼らの経験と知識を活用し、INFORICHの展開体制をより強化するでしょう」と述べています。
このように、INFORICHの子会社化により、台湾のChargeSPOTサービスはさらなる加速を迎えることになります。これが新たな成長の一歩となり、今後の事業展開に大きな影響を及ぼすことでしょう。INFORICHの未来に向けた挑戦は、他国への展開という新たな旅路の始まりでもあります。
※ChargeSPOT™は株式会社INFORICHの商標または登録商標です。