AI技術で実現した新たな間取り提案サービスをまどりLABOが開始

AIがもたらす住宅設計革命

2025年6月2日、株式会社まどりLABOが日本初となるAIを用いた間取り自動生成サービスを正式にリリースしました。この新サービスは、施主が自分の理想の住宅プランを短時間で生成し、複数のハウスメーカーや工務店に見積もりを一括で依頼できるという画期的な機能を搭載しています。

新たなサービスの特徴

まどりLABOのサービスは、施主が土地のサイズや方向、部屋数などの希望を入力するだけで、最短3分で最大18種類の間取りプランをAIが自動生成します。このプロセスは、住宅設計に不可欠な知見を活かした設計ロジックを最適化し、土地の特性や光の取り入れ方を考慮に入れた実用的な提案を行うものです。

従来の家づくりでは、施主の漠然とした要望を具体的に伝えるのが難しく、プラン作成に時間がかかることがありました。しかし、まどりLABOのサービスによって施主は気に入った間取りを直感的に選び、簡単にハウスメーカーへ共有できるため、意思疎通がスムーズになり、家づくりの効率が飛躍的に向上します。

新機能「相見積もり」

今回のリリースで新たに追加された機能は、AIが生成した間取りを基に、複数のハウスメーカーや工務店に一括見積もりを依頼できる機能です。これにより施主は、自分が選んだ具体的な間取りプランをもとに、簡単に複数の提案を比較できるようになり、理想の家を建てるためのパートナー選びが一段と楽になります。

また、ハウスメーカーや工務店にとっても施主の具体的な要望を事前に把握することで、提案の精度が向上し、商談の効率も良くなります。双方にとってウィンウィンの関係が構築されることでしょう。

施主様と建築会社様への価値提供

まどりLABOは、今後も施主様と建築会社様の双方にとって価値あるプラットフォームを目指していきます。施主様向けには、AIによる間取り自動生成機能をさらなる高精度化し、様々なライフスタイルに対応できる提案を行う予定です。また、間取り自動生成は今後も無料で提供され、初期段階から理想の住まいのイメージを形にする手助けをします。

一方、ハウスメーカーや工務店にも登録を促進し、特長ある施工実績を持つ会社を増やすことで、施主様が適切なパートナーを見つけやすい環境を整えていきます。これにより、両者の接点がさらに増え、建築業界全体の透明性も向上することでしょう。

開発の背景

まどりLABOの代表である野口雄人は、東京大学で建築を学び、その後コクヨ株式会社での経験を経て本サービスを開発しました。彼は自らの兄の住宅設計を任され、その難しさを痛感しました。家族間でも価値観や要望が異なり、理想の形を整理するのが大変だという経験から、誰もが自由に、そして自分のスタイルで家づくりを楽しめる世界を目指しています。