新たな時代の労働安全を支えるDecoBull
株式会社シマブンコーポレーションが展開する作業者見守りシステム「DecoBull」が、2026年度分の販売を開始しました。このシステムは、2025年6月に施行された労働安全衛生規則の改正に対応するために設計されています。改正のポイントは、事業者による熱中症予防対策が義務化されたことです。これにより、様々な作業現場での安全管理の重要性が増す中、DecoBullは現場でのニーズに応える存在となっています。
DecoBullとは何か?
DecoBullは、作業者のヘルメットや軽作業帽に取り付けられる通信モジュールと、手首または額に装着されるバイタルセンサーから成るシステムです。これにより、作業者の環境情報やバイタルデータをリアルタイムで取得し、異常を即時に通知。これにより、労働災害の未然防止と早期発見のサポートを実現しています。
主要機能について
1.
体調変化の検知:
センサーから取得する脈拍や肌温度に基づいて、個別に体調を評価。AIを活用した判定仕組みも採用し、より精度の高い状況把握を可能にします。
2.
墜落・転倒の検知:
加速度センサーを使って、作業者の墜落や転倒を即座に把握し、迅速な対応につなげます。
3.
ヘルプコール機能:
作業者が体調不良の際、ヘルプボタンを押すことで自己申告が可能。さらに、挟まれなどのアクシデント時にも素早く救助を求めることができます。
4.
環境データの取得:
温度と湿度をもとにWBGT(暑さ指数)を計算し、設定値を超えると管理者に通知。これにより、より包括的な健康管理が実現します。
労働災害への対策
2025年6月に施行された労働安全衛生規則の改正により、企業は熱中症予防策を講じることが義務付けられました。この法律改正を受け、製造や建設、物流といった現場では、作業者の健康状態を客観的に把握する手段が求められるようになりました。2026年3月末現在、DecoBullは83社に導入されるほどの反響を呼んでいます。
共助の仕組みとしての特長
DecoBullは、単に管理を目的とするのではなく、作業者同士が協力し合えるシステムを提供しています。グルーピングされた作業者同士へもリアルタイムに通知が行くため、最も近くにいる作業者が早期に異常に気づき、対応を行う仕組みを果たしています。さらに、管理者向けにはWeb画面やEメールで通知がされ、運営の確実な把握が可能となります。
現場の安全性を高める技術
DecoBullの体調変化解析は、肌温度や脈拍を基にした独自のアルゴリズムを使用。これにより作業者が自覚する前にアラートを発信し、適切なタイミングでの休憩や水分補給を促進します。またGPS機能により、作業者の位置を特定し、万が一の状況でも早期発見が可能です。
2026年の展示会について
「ものづくりワールド[名古屋]」で、DecoBullの実際の体験ができます。この展示会ではセンサーの装着から異常検知、通知までの流れを直接体感できるので、導入を検討している企業にとっては見逃せない機会です。開催日程は2026年4月8日から10日まで、ポートメッセなごやの第一展示棟で行われます。
株式会社シマブンコーポレーションについて
本社は兵庫県神戸市に位置し、代表取締役は木谷謙介氏。DecoBull以外にも、様々な生産事業に取り組む企業です。今回のDecoBullの新商品も、その安全管理技術の一環として提供されています。詳細については、公式サイトをご確認ください。