ジャパンプレミアハーフシリーズが始動
2023年6月30日、ハーフマラソンファンにとって待望のニュースが飛び込んできました。それは、国内主要ハーフマラソン6大会で構成される「ジャパンプレミアハーフシリーズ」が公式ウェブサイトをオープンし、エントリー受付を開始したことです。このシリーズは、あらゆるレベルのランナーに楽しんでもらえることを目的としています。
コンプリート6チャレンジ
このシリーズの特徴として、2年間で6大会を巡り、完走を目指す『コンプリート6チャレンジ』があります。個人参加はもちろんのこと、友人や家族と一緒に挑戦するペア参加もあり、参加者全員が6大会制覇を目指すことができます。完走したランナーにはフィニッシャー証明書などの記念特典が用意されています。
コンペティションチャレンジ
また、年間を通じて賞金を獲得できる『コンペティションチャレンジ』も行われます。ここでは、男女シリーズ王者を決めるチャンピオンシップが設けられ、上位入賞者には賞金が贈呈されます。賞金は、1位300万円、2位100万円、3位50万円と高額です。さらに、男女年代別グランプリも開設されており、10歳刻みでのポイント制が採用されています。
競技環境の背景
日本国内では、新型コロナウイルスによって一時的にランニング人口が増加しましたが、現在は再び減少傾向にあります。加えて、少子高齢化が進行し、特に若年層の新規参入が難しくなっています。このような状況で、ハーフマラソンはフルマラソン並みに人気が高まっているというデータも存在します。安全で気軽に参加できるハーフマラソンが注目される中、このシリーズは新たな価値を創造し、ランニング文化を再活性化することを目的としています。
地域振興と健康促進
ハーフマラソンならではの魅力を引き出しながら、地域振興や健康増進、観光施策の一環として期待されています。都市や地方を問わず、あらゆる地域で持続可能なイベントとして発展する可能性が高まっています。各大会は地域の特色を尊重しつつ、共通の理念と価値観を持つことで、全体の認知度向上と参加者の拡大を図る技策を展開します。
シリーズロゴのデザインと趣旨
シリーズロゴのデザインコンセプト「HALF IS FULL ENOUGH」は、ハーフマラソンが一つの完成されたスポーツであり、参加者にとって貴重な体験を提供することを示しています。ハーフマラソンは、走る者にとっての最適な距離であり、自己の成長を感じさせる絶妙なバランス感覚を持っています。
参加方法とエントリー
参加希望者は、JPHS公式ウェブサイト内のエントリーボタンより登録が可能です。エントリーには、Sports net ID(RUNNET ID)が必要です。
優先エントリー情報
優先エントリーも設定されており、7月25日から販売が開始されます。6,000円(税込)で、チャンピオンシップとエイジポイントグランプリの優先エントリーが可能です。個別の大会についても、随時優先エントリーが行われます。
まとめ
ジャパンプレミアハーフシリーズは、ランナー各自の挑戦を受け入れながら、多様な魅力を発信し、再び日本のランニング文化を豊かにすることを目指しています。新たな挑戦の場を求めて、ぜひこのシリーズに参加し、自分だけのランニングの楽しさを見つけてください。