インフォディオとニーズウェルが業務提携し新たな未来を創造する

インフォディオとニーズウェルの戦略的業務提携

最近、株式会社インフォディオと株式会社ニーズウェルが業務提携を結んだことが発表されました。両社は東京都に本社を置き、それぞれ異なる分野で経営を行っていますが、この提携により、さらなるシナジーを創出することを目指しています。

1. 提携の背景と両社の概要

インフォディオは、AI技術に特化した企業で、特にAI-OCRや自然言語処理技術（NLP）などの最先端技術を駆使しています。彼らは高精度のAI-OCR「スマートOCR」や、データ化を実現するSaaS「DenHo」を開発し、顧客からの高い評価を得ています。一方、ニーズウェルは独立系システムインテグレータとして、金融系を中心に様々な業界でのソフトウェア開発を行ってきました。AIやRPAなどを活用しながら、企業及び公共分野のデジタル・トランスフォーメーション（DX）を支援しています。

今年、両社は長期的な協業を進めていくため、業務提携契約を締結しました。この提携により、すでに存在する連携ソリューションである「Invoice PA」と「Invoice PA+」を通じて、コンカー社の請求書管理システムとインフォディオの技術を結びつけ、より高度なソリューションを提供することが狙いです。

2. 業務提携の具体的な内容

新たに展開するプランとして、ニーズウェルはコンカー社の中堅・中小企業向けバージョンでもインフォディオの「スマートOCR」と「DenHo」を利用する方向性を打ち出しています。【BPOソリューション】の提供により、官公庁や自治体のデータ化を効率的に行うことも目的にしています。これにより、両社は官公庁や自治体への入札活動を共同で行うことにより、新たなビジネスチャンスを創出することを目指します。

3. 提携による業務成果への影響

業務提携は中長期的には両社の業績向上及び企業価値向上に貢献するものと期待されています。具体には、コンカー社の中堅・中小企業向けバージョンの拡販や公共分野におけるデジタル化が進むことが予想されます。

当期業績への影響は少ないとされていますが、今後の進捗に注目が集まります。開示すべき情報が出た場合には迅速に発表されるとのことです。