濱友株式会社が提案する新たなペット支援アプリ
保護動物の支援、特に保護犬や保護猫に対する支援を促進する新しいアプリ、「しっぽの輪」が登場します。横浜を拠点とする濱友株式会社が開発を進めており、2023年7月から日本全国で無料配布が予定されています。このアプリの特徴は、ユーザーが「推し活」として気に入った動物をサポートできる仕組みです。
シェルターの重要性と課題
保護犬や保護猫を受け入れるシェルターは、主に寄付やボランティアによって運営されていますが、資金調達が難しいという現実があります。県をまたがる保護犬や猫の受け入れが増加する一方、食費や医療費などの維持費は年々増加の一途をたどっています。特に、経済環境の悪化や飼い主の高齢化による急な事情で、犬や猫が手放されるケースが目立っています。
アプリの仕組み
「しっぽの輪」では、アプリ内でお気に入りの犬や猫に“投げ銭”をすることで、その金額がシェルターへの寄付に変わります。この仕組みを通じて、経済的に厳しい環境にいるシェルターを支援することを目指しています。ユーザーは保護動物の最新の様子を写真や動画で確認でき、オンラインでの散歩体験も楽しめます。さらに、引き取ることが難しい人でも「オンライン里親」としての継続的なサポートが可能です。
シェルター募集と支援の流れ
参加を希望するシェルターは、2023年6月10日から申し込みができます。シェルターは無料で参加でき、後に「しっぽの輪」の収益から得られる資金が再分配されるため、持続的な支援の仕組みが整っています。参加を希望するシェルターは、事前にオフィシャルサイトまたは指定のメールアドレスにて申し込みが可能です。
代表の思い
濱友株式会社の代表取締役、和田竜男氏は、病気を抱える愛犬コーギーと共に暮らしており、「愛犬が元気なうちに恩返しがしたい」という思いからこのアプリの開発に着手しました。支援のハードルを下げられるよう、IT技術を駆使して新たなモデルを確立したいという願いが込められています。全国各地からのシェルターが参加することを期待しています。
このプロジェクトは一過性のものではなく、持続可能な支援の仕組みを目指しています。このアプリが多くの人々に受け入れられ、保護動物への理解が広がることを願っています。
アプリを通じて、あなたもお気に入りの保護犬や保護猫の「推し活」を始めてみませんか。振り込む一部が、彼らの未来を支えることになります。
しっぽの輪のウェブサイトはこちら
取材問い合わせ先
濱友株式会社 代表取締役 和田竜男
メール:
[email protected]
電話: 045-550-7000