小田原市の足柄茶を使用した新商品「お抹茶クグロフ」が登場！

神奈川県小田原市で栽培されている足柄茶を使った新しいお菓子が誕生しました。この商品は山崎製パン株式会社、JAかながわ西湘、そして小田原市の若手職員で構成される「3者連携プロジェクトチーム」によって開発されました。「お抹茶クグロフ（足柄茶入りクリーム）」と名付けられたこのスイーツは、2023年11月1日から30日までの期間限定で、関東地域を中心に販売されます。

お抹茶クグロフの魅力

このお抹茶クグロフは、抹茶風味のスポンジケーキに、足柄茶を使ったクリームをトッピングした商品です。外側にはクッキー生地が施されており、見た目にも美しく仕上げられています。足柄茶は、気候と風土が整った丹沢・箱根山麓一帯で栽培されており、その独特な味わいと香りが楽しめる特産品です。

足柄茶の歴史

足柄茶は大正14年に山北町の清水地区で栽培が始まり、2023年度には育成開始からちょうど100年を迎えます。この間に、足柄茶は地域の飲食文化の中で欠かせない存在となり、特にその高い品質が評価されています。

3者連携プロジェクトチームの背景

今回の新商品開発は、地域農産物をより広く知ってもらおうと結成された「3者連携プロジェクトチーム」によるものです。これまで、山崎製パンは多くの地域特産物を活かした商品を開発してきましたが、このプロジェクトは特に小田原市内の農産物を重視し、地域おこしや農産物の利用拡大に貢献することを目的としています。地元の若手職員たちが中心となり、地域の魅力を発信するための努力が続いています。