データセンターの未来を切り開くセミナー
2025年10月14日(火)、山口東京理科大学の教授、結城和久氏による「データセンターのサーマルマネージメント」をテーマにしたセミナーが開催されます。今回は、注目の二相液浸冷却技術についての最新情報が提供される予定です。
世界が直面するエネルギー危機
昨今、私たちは深刻なエネルギー危機と環境問題に直面しています。特に、高度情報化社会の進展により、AIデータセンターの電力需要が急増しており、2024年の水準から倍増する見込みです。この影響で、日本全体の電力消費量も大きな課題となっています。豊かな社会を維持しつつ、カーボンニュートラルを実現するためには非常に重要な課題です。その中で、データセンターの省エネ化は必須とされています。
二相液浸冷却技術の概要
このセミナーでは、データセンターの冷却技術として、空冷、液冷、液浸冷却の性能差について検討されます。特に二相液浸冷却技術は、冷却性能を大幅に向上させつつ、電力投入を大幅に削減する可能性を秘めており、多くの期待が寄せられています。結城氏はこの技術の原理や最新の動向、導入事例について深入りして解説します。
セミナーのプログラム
セミナーは以下の内容で構成されています。
1.
はじめに:AIデータセンターの冷却問題について
2.
性能差の考察:空冷、水冷、浸漬冷却の比較
3.
二相液浸冷却:技術の原理と最新の性能、導入事例
4.
結論:カーボンニュートラルの実現に向けた考察
5.
日本液浸コンソーシアムの紹介
6.
質疑応答:参加者とのインタラクション
参加方法と保障
セミナーはZoomウェビナーにてライブ配信されるほか、アーカイブ配信も予定されています。参加者は、都合の良い時に何度でも視聴できるため、忙しい方でも安心です。
お問い合わせ先
セミナーに関心がある方は、新社会システム総合研究所までご連絡ください。公式ウェブサイトでも詳細を確認できます。共に、持続可能な未来を目指す仲間たちと知識を深めましょう。
主催:新社会システム総合研究所
連絡先:
[email protected]
電話:03-5532-8850
是非、未来のデータセンターのサステナビリティに関心を持つ皆様のご参加をお待ちしております!