湯郷温泉 新セミスイート
2024-08-01 14:36:50

湯郷温泉で楽しむモダンな日本旅館体験『季譜の里』の新セミスイートオープン

湯郷温泉『季譜の里』の新しいモダンな体験



岡山県美作市に位置する老舗旅館『季譜の里(きふのさと)』が8月1日(木)に新たなセミスイートルームをオープンしました。その名も「侘助(わびすけ)」と「石楠花(しゃくなげ)」の2つの客室です。これらの部屋は、従来のスタイルを踏襲しつつ、新しい時代のお客様のニーズに応じて革新を続けてきた証です。

この老舗旅館は、1200年以上の歴史を抱える湯郷温泉の中でも特に長い歴史を誇り、「花を楽しむ、なごみの宿」として多くの人々に愛され続けています。今回のセミスイートルームは、伝統と現代を融合したデザインに注力し、客層の多様化に対応しています。部屋の広さや快適さを求めるお客様の期待に応えるため、従来の客室3つを改装し、新たなコンセプトの空間を提供しています。

デザインの背景



『季譜の里』の新しい客室デザインは、岡山県の西粟倉村を拠点とするブランディングデザインファーム「nottuo」によって手掛けられました。過去には、国内外のデザイン賞を受賞した実績を持つnottuoとのコラボレーションにより、日本の伝統的な美意識を生かしたモダンな空間を作り上げました。

それぞれの部屋には個性があり、これからの湯治のスタイルを提案しています。「侘助」は、茶室を思わせるような丁寧な設計が施された和室で、伝統的な素材とデザインが見事に調和しています。低座椅子や、名作家具とともに、静謐でありながらモダンな居心地を提供します。

一方、「石楠花」は、土の温もりを感じる洋室セミスイートで、直線を意識した空間が現代的かつ落ち着いた印象を与えます。日本の伝統的な材料を使用しつつ、現代生活に合った快適さを追求したこの部屋は、非日常の豊かな時間を提供します。

芸術作品とともに過ごす



新しいセミスイートルームには、現代アーティストの作品も取り入れられています。「侘助」には品川亮氏の椿をモチーフにした掛け軸が飾られ、一方「石楠花」には、岡山県を拠点とする橋本和哉氏による備前焼の壺が置かれています。これにより、美しいアートが部屋に華を添え、より洗練された雰囲気を醸し出しています。

快適な設備



両部屋とも、広めに設けられた檜貼りの洗面脱衣スペースは、快適さを追求した設計です。さらに、プライベートな入浴を楽しめる室内風呂や、当宿自慢の薬石サウナ付き大浴場も利用可能。心地よい湯治を楽しみながら、長い歴史を誇る温泉街の中で贅沢なひとときを提供します。

創業者の思い



『季譜の里』の4代目代表である佐々木慎太郎氏は、旅館の歴史を守りつつ、現代のお客様のニーズに応えた革新を続けることが自身の使命であると語ります。「伝統旅行の多様性を追求し、様々なお客様に楽しんでいただける旅館を目指す」と、今後の展望についても語っていました。

儀式や伝統を尊重しつつ、現代のライフスタイルに合った新しい旅館体験を提案する『季譜の里』。この夏、湯郷温泉に訪れた際には、新たなセミスイートルームで特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
A&C株式会社
住所
岡山県美作市湯郷180
電話番号
0868-72-1523

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