家族とのコミュニケーションを促進するアプリ「fameet」が登場

現代の家庭において、親子間のコミュニケーション不足が問題視されています。子どもたちがスマートフォンを手にする今日、保護者は従来の育児とは異なる新たな課題に直面しています。そんな中、株式会社永和システムマネジメントが開発した家族会議サポートアプリ「fameet（ファミート）」が登場。これにより、家族の建設的な対話を支援し、コミュニケーションの質を向上させることを目指しています。

「fameet（ファミート）」って何？

「fameet」は、親子間でスマートフォン使用について話し合ったり、ネットリテラシーについて教育したりする際に、役立つツールです。多くの家庭で悩ましい課題となっているテーマを議題テンプレートとして用意しているため、何から話し始めれば良いのか分からない保護者でも、スムーズに対話を始めることができます。

家族が抱えるさまざまな問題に対して、fameetはAIを駆使した議題生成機能を搭載。テンプレートに載っていないユニークな悩みを入力すれば、AIが論点を整理し、話し合いを進行してくれます。これにより、家族が対話する第一歩を強力に後押しします。

画期的な機能

fameetには、以下のような特筆すべき機能があります。

1. 議題テンプレート

「スマホの利用ルール」や「学校生活での悩み」といった、家庭でよくあるテーマについて多数の議題テンプレートが用意されています。これにより、話し合いを気軽にスタートでき、家族全員が参加しやすい環境を作れるのです。

2. ナビゲーター「みーとん」

会話が始まると、fameetのナビゲーター「みーとん」が進行役を務めます。参加者一人一人の名前を呼びかけることで、誰もが自分の意見を言いやすくなる工夫がされており、会話の一方通行を防ぐことができます。これにより、家族全員が喜んで議論に参加できる心理的安全性の高い場所を提供します。

3. メモ機能

話し合いの最中には、音声でメモや決定事項を記録することができます。これにより、会話が進行中であっても記録が出来、家族の合意事項をいつでも確認できるようになります。これにより「この時こう決めたね」という共通感覚を再確認することができ、未来の対話にも役立つのです。

開発の背景

「fameet」が生まれた背景には、社会課題に対応するためのICT技術の適用という当社の強い意志があります。開発者の一人は、思春期を迎えた子どもを持ち、健康問題で医師から家庭内でのしっかりしたコミュニケーションが必要であると助言された体験がありました。その際、親の心配や子どもの不安から建設的な会話をすることが難しかったことが、このアプリを開発するきっかけとなったのです。

「会社の会議のように、中立的な立場で発言を整理し、家族の話し合いをサポートしてくれる存在が欲しい！」という切実な思いが、家族同士の対話を支えるためのアプリ「fameet」を形にしました。

まとめ

家族間のコミュニケーションは、特に現代でますます重要性を増しています。「fameet（ファミート）」を活用して、家族一丸となって話し合いを深め、より良い関係を築いていくことが期待されます。ぜひ、このアプリを通じて、家族の絆を深める体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳しくは、公式Webサイトをご覧ください。