サイクリング愛好者に見る滑り止めの意識調査
株式会社MEMOCOが展開するブランド「チョークレス」とのコラボにより、サイクリング経験者を対象にした意識調査が実施されました。調査は2024年11月16日から26日にかけて行われ、111名の男女が参加しました。
調査の概要
調査はインターネットを通じたもので、回答者は男性69人、女性42人。年代別では20代が約8%、30代が約28%、40代34%、50代23%、60代7%と、特に30代から50代の参加者が多かったことが特徴です。経験年数は10年以上が最も多く、サイクリングに対する深い理解が伺えます。
手汗と滑りに対する意識
参加者に対し、「サイクリング中に手汗や滑りを気にしたことがありますか?」との問いに対して、約69%が「ある」と回答しました。また、「グリップ力を高めたいと感じたことがある」との質問では、78%が必要性を感じていることが示されました。
滑り止めの使用とその満足度
次に、サイクリング中に滑り止めを使用したことがあるかを問うと、約45%が「ある」と回答。使用した際の満足度に関しては、以下のような結果が得られました。
- - 大変満足:約16%
- - どちらかといえば満足:約37%
- - どちらかといえば不満:約23%
- - 不満:約24%
このデータからも、多くの利用者が何らかの不満を持っていることが見受けられます。
滑り止めの使用感について
「大変満足を選ばなかった理由」としては、具体的なフィードバックが寄せられました。例えば、満足派は「多少は滑らなくなった」と述べ、安全性が高まったと感じている一方で、不満派は「グリップが汚れる」「夏は効かなくなる」「効果が短い」などの不満を訴えました。中には「臭いが苦手」という意見も目立ちました。
サイクリングと安全性
サイクリングはハンドル操作が安全性に直結するため、手汗や急な雨でハンドルが濡れるといった問題が発生します。これらの状況では、手が滑りやすくなり、事故につながる可能性もあるため、滑り止めの重要性が再認識されます。
まとめ
この調査からは、サイクリング経験者の約70〜80%が手汗や滑りによる課題を抱えており、現在使用している滑り止め製品についても「汗で滑りやすくなる」「効果が短い」「不快感がある」といった問題が多指摘されています。サイクリング中の集中力を維持するためには、効果が高く、長持ちし、不快感が少ない滑り止め製品の開発が求められています。