JALの新検索プラットフォーム
2010-02-24 13:30:00
JAL eトラベルプラザが次世代検索プラットフォームSpook®を導入
JAL eトラベルプラザがSpook®を採用した理由とは
日本航空が展開する「JAL eトラベルプラザ」は、旅行者の利便性向上を目指し、次世代検索プラットフォーム「Spook®」を導入しました。このプラットフォームは、特に急成長を遂げている旅行業界での複雑なデータ管理やリアルタイムな在庫情報をうまく処理できる性能が評価されています。JALがこのシステムを選んだ理由は多岐にわたりますが、何よりも重要なのは、そのパフォーマンスの高さです。
Spook®導入の背景
「JAL eトラベルプラザ」では、国内ツアーが約47,000件、海外ツアーが約55,000件ともなる膨大な数の旅行プランを日々取り扱っています。この数は年々増加しており、それに伴いユーザーによる検索や申し込みも急増しています。このような状況の中、サイトの検索パフォーマンスを向上させ、ユーザーが求めるツアー情報を迅速に提供するためには、従来の検索システムでは限界があることが明らかでした。
新たに採用したSpook®はその実績から信頼性や安定性に優れており、ユーザビリティ向上の鍵となると期待されています。具体的には、以下のようなポイントが挙げられます。
1. 時間短縮による効率化
従来ではツアー検索には平均して5回も画面遷移が必要でしたが、Spook®の導入により、検索条件入力から結果の表示まですべてを1画面で実現しました。これにより、ユーザーは煩雑な操作から解放され、短時間で希望の情報にアクセスできるようになります。
2. 超高速データ処理
Spook®は、ツアー数・在庫日数・料金を掛け合わせると約3000万件以上のパターン情報を瞬時に処理できます。これは、ユーザーにとっても大きなメリットであり、複雑な検索環境においても迅速なレスポンスが可能となります。
3. 柔軟な検索条件
一般的な検索手法では日付や目的地を絞り込むのが主流ですが、Spook®では詳細な条件を指定して検索を開始でき、より個々のニーズに応じた旅探しが可能です。
4. 「0件」なしの検索
検索結果が「0件」の場合には、先回りして示す機能も兼ね備えています。これにより、ユーザーは無駄な時間をかけることなく、最適な選択肢を見つけやすくなります。
5. 人気ツアーの自動表示
ユーザーが入力した条件に基づいて、その都度人気の高いツアーを表示することで、選択肢を増やす試みも行っています。これは、より多くの旅行者にとって魅力的な旅行の選択を提供するものです。
Spook®について
「Spook®」は、ECサイトをはじめとする商品検索の現場で驚異的なパフォーマンスを発揮するために開発されたプラットフォームです。人が必要とする最適な情報を提供するための概念に基づき、機械的な情報選別ではなく、有機的な情報選択を重視しています。フォルシア株式会社が開発したこのシステムは、旅行業界でもその実力を発揮しています。
フォルシア株式会社について
フォルシアは2001年に設立され、商品検索エンジンの開発を手がける企業で、東京都新宿区に本社を構えています。自社が開発したSpook®を代表的な製品とし、多くの旅行サイトに採用されている実績を持っています。最新技術を駆使して、より快適で効率的な旅行体験を提供することを目指しています。
まとめ
「JAL eトラベルプラザ」の新たな一歩であるSpook®導入は、旅行者にとって素晴らしい体験をもたらすでしょう。よりスムーズで直感的な検索を通じて、あなたの次の旅行プランをサポートします。
会社情報
- 会社名
-
フォルシア株式会社
- 住所
- 東京都新宿区新宿4丁目1-6 JR新宿ミライナタワー13階
- 電話番号
-
03-6457-4265