UELの新ポリゴン編集ソフト「POLYGONALmeister」V10.0
UEL株式会社は、本日、ポリゴンデータ編集ソフトウェア「POLYGONALmeister」の最新バージョンV10.0の販売を開始しました。2015年から提供されてきたこのソフトウェアは、3Dス캐ナーやCTデータの編集・検査を徹底サポートすることを目的としています。
開発の背景
近年、3Dプリンターや3Dスキャナー、CT装置の普及が進む中で、ポリゴンデータの活用は製造業や医療分野、さらには土木業界に至るまで、さまざまな産業で広がりを見せています。しかし、データの編集や検査には専門的な知識と高い技術が求められ、オペレーターの負担が問題視されていました。そこで「POLYGONALmeister V10.0」は、これらの課題を解決するために開発され、作業の効率化と検査時間の短縮を実現しています。
進化した機能
この新バージョンでは、特に注目すべき強化ポイントがいくつかあります。
1. トリム機能
新たに追加されたトリム機能は、シェルの輪郭線を利用して、表面だけではなく裏側もトリミングできるようになりました。クリアランス指定の設定も可能で、3Dプリンター向けの柔軟な設計が可能です。これにより、従来は複数のコマンドを駆使して行っていた作業が、1つのコマンドで済むようになります。
2. 凹凸検査機能
円筒面の凹凸データをヒートマップとして視覚的に表示できる機能が追加され、パイプ形状の曲面でも凹凸を一目で把握することができるようになりました。この機能により、異常箇所の発見が容易になり、検査の効率が飛躍的に向上します。
3. 文字レリーフ機能
座標指定によって文字の埋め込み位置を正確に指示できるようになり、微調整が簡単に行えるようになりました。これにより、モデル間で一貫した位置に文字を配置することが可能になり、デザイン作業の正確性が向上します。
4. 配置機能の強化
前バージョンではメッシュ上の頂点からの配置のみでしたが、V10.0では空間上の任意点への配置が可能となり、より自由で柔軟なデータ操作が実現しました。
販売パッケージと価格
「POLYGONALmeister V10.0」は以下のパッケージで提供されます:
- - フルパッケージ: POLYGONALmeister Reverse CAD面化機能を含む - 1,980,000円(税込)
- - EditorPlus: 計測データ編集向けパッケージ - 880,000円(税込)
- - Editor: 基本的な編集機能を集めたパッケージ - 550,000円(税込)
- - Geo: 地形モデル編集に特化したパッケージ - 550,000円(税込)
- - Geom Smoothing: 稜線強調の平滑化オプション - 770,000円(税込)
目指す未来
UELは、3Dスキャナーや3Dプリンターメーカー向けにも「POLYGONALmeister」を同梱ソフトウェアとして販売し、3年間で500セットの販売を目指しています。また、このソフトウェアをAPIとして提供することで、カスタマイズ可能な専用システムの構築にもフォーカスを当てます。この新たな展開により、ますます広がる3Dデータの活用が期待されます。
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※POLYGONALmeisterは、UEL株式会社の登録商標です。詳細情報は公式ウェブサイトをご覧ください。