VR新体制の展望
2017-03-23 10:00:10
gumiグループへの参加と新体制でVRゲームの未来を切り開く「よむネコ」
gumiグループへの参加と新体制でVRゲームの未来を切り開く「よむネコ」
株式会社gumiが、VRゲーム開発企業「よむネコ」をグループ会社化し、振興を図るというニュースが発表されました。この新しい体制の目的は、急成長中のVR市場での競争力を高め、革新的なゲーム体験を提供することにあります。
よむネコのミッションと歴史
「よむネコ」は、最高に居心地の良いVR空間を提供し、ユーザー同士のインタラクションを促進することを目指しています。VRゲームの企画から開発、運営までを行い、2016年には米Oculus社の新型コントローラー「Oculus Touch」のローンチタイトルとして、全く新しいVR脱出ゲーム「エニグマスフィア~透明球の謎~」を発表しました。この作品は、VRゲーム市場における先駆者となり、その後も年に複数のタイトルを展開しています。
今回のグループ会社化の背景
VR市場は、「VR元年」とされた2016年から急速に成長し、2020年には推定377億ドルに達するとされています。今後も業界の拡大は続くと見込まれており、新しいゲーム体験を提供するためには、戦略的な連携が不可欠です。それに応じて、gumiはモバイルゲーム業界での実績を活かし、よむネコとの協力を強化することを決定しました。
また、今回のグループ会社化では、gumiの代表取締役社長である國光宏尚氏が、よむネコの取締役会長に就任することが発表されました。この新たな体制により、VRとモバイルゲームの融合を促進し、さらなる成長を目指します。
今後の展開と期待
新体制のもとで、「よむネコ」はこれまで築いてきた開発実績を活かし、新しいVRゲームの創出を行います。また、ユーザーとのコミュニケーションを重視し、VR内でのソーシャル体験の拡充に力を入れる計画です。
今後数年以内に、「よむネコ」が開発するタイトルが、国内外でどのように影響を与えていくのか注目です。特に、VRゲーム市場が全体の46%を占めるとされる2025年には、広がる可能性が非常に大きいとされています。様々なプラットフォームが出揃った今、個人店舗やアーケードでの展開も増えていくことでしょう。
株式会社よむネコは、東京都中央区に拠点を置き、2013年に設立されました。これまで数多くのVRゲームを企画・運営してきた実績があります。新清士氏を代表取締役とし、多彩な背景を持つメンバーが集結しています。今後の展開が期待される企業として、注目が集まっています。
新しいVR時代において、どのようなエンターテインメントが生まれていくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社Thirdverse
- 住所
- 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F WeWork内
- 電話番号
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