中部アイティ協同組合が主催する秋季講演会の開催案内

中部アイティ協同組合は、11月28日に「秋季特別講演会」を開催します。本年度のテーマは「東証一部からの非上場化～次世代につなぐ創業精神」で、いま国内企業が直面する変化に焦点をあてています。

特に注目すべきは、特別講師として招かれるのが、PC周辺機器メーカーの株式会社アイ・オー・データ機器の創業者、細野昭雄代表取締役会長です。細野会長は、自らの手で起業し、ガレージから始まった企業がどのように成長し、最終的に上場を果たし、さらには非上場化を選択するに至ったか、その経営哲学や経験について直接お話いただける貴重な機会です。

細野会長は1944年に石川県で生まれ、石川県立工業高等学校卒業後にウノケ電子工業株式会社に入社。その後、金沢工業大学でコンピュータの研究を行い、1976年に自宅のガレージを工場として、PC周辺機器の製造・販売を始めました。瞬く間に成長を遂げ、2004年にはジャスダック、2015年には東京証券取引所第二部、そして2016年には第一部への上場を果たしました。2022年にはMBOによる非上場化を決定し、さらなる経営の自由度を目指しました。「次世代につながる創業精神」とは何かを体現する細野会長から、経営者や起業家にとって有用な知見を得ることができるでしょう。

イベントの詳細は次の通りです。開催日時は11月28日、開場は15時、開演は15時30分です。場所は愛知県名古屋市のウィンクあいち、12階で行われます。参加対象は中部地方のIT企業の経営者や従業員を中心に、一般の方々も参加可能です。定員は40名で、先着順のため早めの申し込みをお勧めします。申し込みは無料ですが、懇親会への参加には事前申し込みが必要で、参加費は5000円です。

参加申し込みについては、中部アイティ協同組合の会員企業の方は事務局へ、一般または学生の方は指定のオンラインフォームから申し込むことができます。詳細な情報は公式サイトや参加申込フォームをご確認ください。

中部アイティ協同組合は、2001年に設立され、地域のIT企業を支援するための活動を行っており、経済産業局からの認可も受けています。今回の秋季講演会は、地方のIT企業が集まり、新たな知見を得る貴重な機会となるでしょう。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。