イノアックグループ、国連グローバル・コンパクトに加盟
2023年、イノアックグループが世界最大のサステナビリティイニシアチブである「国連グローバル・コンパクト」(UNGC)に署名し、この取り組みを進めていることが発表されました。来年には100周年を迎えるイノアックグループは、新たな時代をしっかりと見据え、持続可能な社会を推進する一員としての責任を果たすことを決意しています。
国連グローバル・コンパクトとは?
国連グローバル・コンパクトは、企業や団体が国連と連携して持続可能な社会を作り出すための行動を促すためのイニシアティブです。2000年の設立以来、今年で25周年を迎え、現時点では160ヵ国以上、2万社を超える企業が参加しています。UNGCは、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」という4つの基本的な原則を持っており、イノアックグループはこれら全ての原則を支持し、企業の社会的責任を全うすることにコミットしています。
イノアックグループは、世界中で14の国と地域にネットワークを持ち、「素材で暮らしを豊かにする」という理念のもと、グローバルな視点で持続可能性に向けた取り組みを継続していきます。
サステナビリティ活動
イノアックは製造業の中でも特に環境保護と商品性能の両立を重視しています。近年では、植物由来の原材料を50%超使用したウレタンフォームの開発に成功し、食糧問題への配慮も行っています。この植物由来原料は「食べられない植物」を採用することで、食料資源を損なわないアプローチとなっています。また、持続可能性に関する活動は「CSRレポート2025」にて詳細が確認できます。
CSRレポート2025
イノアックコーポレーションの会社情報
イノアックコーポレーションは、国内で初めてウレタンフォームの生産を開始した会社であり、ウレタン発泡技術のリーダーとして recognizedされています。ウレタンフォームだけでなく、高分子化学技術から生まれるさまざまな製品を通じて、世界の製造業界を牽引しています。自動車や二輪、IT機器、住宅・建設関連製品、さらには日常生活に密接に関連する商品など、多彩な分野で製品を展開し、人々の快適な暮らしを支える役割を果たしています。
公式ウェブサイトやSNSでも最新情報を発信していますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
イノアックグループが国連グローバル・コンパクトへの参加を通じて、環境負荷の低減や社会的責任の重要性を再確認し、持続可能な社会に向けた一歩を踏み出したことは、企業が社会にどう貢献できるかを問う重要な示唆を与えてくれます。これからのイノアックの取り組みに注目が集まります。