訪日外国人向け人流分析サービス「Datawise Area Marketer」インバウンド版リリース決定!
株式会社データワイズは、ドコモGPS統計データ*1を活用した人流分析サービス「Datawise Area Marketer」のインバウンド版を8月下旬より提供開始することを発表しました。
本サービスは、経路検索の株式会社ナビタイムジャパンが提供する、訪日外国人向け経路検索・多言語観光案内アプリ『Japan Travel by NAVITIME』から利用者の同意を得て取得したインバウンドGPSデータと属性アンケートを活用します。
インバウンド版開発の背景
近年、訪日外国人観光客数は増加の一途をたどり、2022年には年間2500万人、2023年5月時点で既に1500万人弱に到達しています。年末までに3000万人を超えることは確実と見られています。
ドコモGPS統計データを用いた人流分析サービスを提供するデータワイズは、自治体や流通小売企業に対し、数多くの観光分析、需要分析をサポートしてきました。しかし、クライアントからは「国内観光・国内需要とあわせて、インバウンド観光・インバウンド需要も分析したい」「Datawise Area Marketerの見やすいUIで、インバウンド人流分析を提供してほしい」といった強い要望が寄せられていました。
そこで、株式会社ナビタイムジャパンのインバウンドデータを活用した「Datawise Area Marketer インバウンド版」をリリースすることを決定したとのことです。
Datawise Area Marketer インバウンド版の概要
「Datawise Area Marketer インバウンド版」は、訪日外国人の来訪者数、国籍別内訳、観光ルート、観光スポット、移動実態などの分析を可能にするサービスです。
地方自治体向け
- - 訪日外国人の来訪者数、国籍別内訳を把握
- - 訪日外国人の観光ルート・観光スポットや、移動実態を把握
流通小売事業者向け
- - 訪日外国人の来訪エリア、国籍別内訳を把握
- - 訪日外国人の年間を通じた来訪トレンドを把握
Datawise Area Marketerについて
「Datawise Area Marketer」は、時間や場所ごとに、どの年代・性別の人が何人居るのかを分析し、様々なマーケティング戦略に活かせるツールです。 NTTドコモが提供するアプリケーションの利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報と属性データの情報から、店舗の運営改善や新規出店に大きく貢献します。
株式会社データワイズについて
データワイズは、アプリGPSデータをはじめとする各種データを活用するプロダクト開発企業です。都市開発における街づくり戦略、流通小売における新規出店戦略、地方自治体における観光行動調査、イベント開催時の交通量最適化等、様々な調査分析、戦略立案をサポートしています。
まとめ
「Datawise Area Marketer インバウンド版」は、インバウンド需要の分析に役立つツールとして、自治体や流通小売企業にとって非常に有益なサービスとなることが期待されます。今後、インバウンド観光客の増加が予想される中、本サービスの活用によって、より効果的な観光戦略やマーケティング戦略を展開できるようになるでしょう。