TCJグローバルがウズベキスタンでの教育支援を強化
株式会社TCJグローバルは、2025年8月22日よりウズベキスタンの日本語教育機関International Digital University(以下、IDU社)と提携し、法人向けに特定技能を持つ外国人材の採用支援を拡大することを発表しました。この業務提携は、ウズベキスタン国内における日本語教育および、日本企業に対する外国人材紹介サービスの提供を強化する目的で行われます。これにより、同社はベトナム、ネパール、ミャンマー、バングラデシュに続く5か国での活動を広げることとなります。
教育と求人支援の融合
本提携は、長年にわたり日本語教育を手がけてきたTCJグローバルのノウハウと、IDU社の持つ現地での展開経験を融合することで、働き手を求める日本企業のニーズに応える新たな支援体制を構築します。特に、ウズベキスタンは高い識字率と質の高い基礎教育を有しているため、将来的には人材の質がさらなる事業効率を生むと期待されています。
ウズベキスタンの人材の強み
ウズベキスタンは、ソビエト連邦時代の教育制度により、非常に高い教育水準を誇っています。ほぼ100%の識字率に加え、バイリンガル(ロシア語・ウズベク語)や英語を学ぶ機会も増えており、国際ビジネスにおいて多言語能力を活かすことが可能です。これらは、日本企業が同国に進出する際の大きな利点となります。また、ウズベキスタンの2025年予測人口は約3,705万人に達する見込みで、その62.6%が労働年齢人口です。これにより、安定した若年労働力の供給が期待されます。
勤勉な文化とチームワーク
ウズベキスタンの人々は、真面目で協調性があり、特にチームワークを重視する文化が根付いています。これは日本の企業文化にもマッチしやすく、低い離職率と高い職場定着率が期待できる要因となります。
幅広いプログラムの提供
提携により、TCJグローバルはウズベキスタンでの日本語学習教材の提供や、日本語教師の養成を行うことで、現地の日本語教育体制を一層強化していきます。特に、日本への就労・留学希望者への支援体制の充実が見込まれており、法人向けには特定技能を中心とした即戦力となる外国人材を紹介していく予定です。
未来への展望
今後、TCJグローバルはウズベキスタンにおける日本語教育の向上とともに、国際市場でのサービス展開にも注力していく予定です。中長期的な目標としては、海外市場へのアクセスを行い、さらなるビジネスの拡大を目指しています。これにより、社会的な課題の解決を目指しつつ、企業価値の向上にも繋げていく計画です。
TCJグローバルの実績とIDU社
最後に、TCJグローバルは、紹介可能国数として計5か国、紹介可能な外国人材数は約5,000名以上、そして80ヵ国からの累計卒業生が10,000人を超えるなど、多くの実績を有しています。IDU社はウズベキスタン国内における私立大学及び留学・就労者紹介事業を運営し、今後の協業の成功に向けて期待が高まっています。