歴史と自然を結ぶ挑戦の旅「鬼トレイル」が始動！

鬼トレイル：歴史と自然を歩く旅

2025年6月10日、海の京都DMOが開発した「鬼トレイル」が新たな募集型旅行として登場します。これは、アルパインツアーサービス株式会社が主催する初のツアーで、旅行者は京都の歴史と自然を織り交ぜた魅力的な5日間の旅に挑戦します。

ツアー概要

ツアー名は「大江山・天橋立、伝説の“鬼トレイル”と伊根の舟屋群を往く5日間」です。行程は、2025年11月18日（火）に京都駅を出発し、福知山市大江町で宿泊後、与謝野町や宮津市を経由して伊根町まで続きます。最終日は伊根町から再び京都駅に戻るという流れです。

旅の魅力

鬼トレイルは全長100kmのロングトレイルで、京都の大江山から丹後半島の立岩を結び、多彩な地形や歴史的な古道が特徴です。参加者は、平安時代から続く道や美しい自然を楽しみながら、さまざまな鬼伝説を体験します。特に、大江山連峰の4つの山頂を登る縦走コースや、天橋立の松並木を散策する部分は必見です。また、26番成相山成相寺を訪れる巡礼の道も含まれており、日本の宗教文化に触れる貴重な体験も提供されます。

秋の季節には、日本海の冬の味覚、「松葉ガニ」を夕食で楽しむことができます。この地域の食文化を堪能できることも、旅の大きな魅力です。最後の日には、伊根の舟屋群を訪れ、その美しい景観を満喫することができます。

開発の背景

海の京都DMOは、観光地の魅力を生かすため、山や自然をテーマにした冒険旅行のコンテンツを2021年から開発してきました。その一環として「鬼トレイル」が生まれ、旅行者に日本文化と自然の融合を直接体感してもらうことを目指しています。また、このツアーは持続可能な観光モデルを普及させ、地域経済への影響も期待されています。

「鬼トレイル」を通じて、参加者は古道を維持するための新たな価値を再発見し、自然との一体感を楽しむことができます。国内外から集まる旅行者たちにとって、これこそがこの旅の最大の魅力と言えるでしょう。