HENNGE Oneが50万社を突破
HENNGE株式会社が提供するクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」の機能の一つである「HENNGE Secure Download」が、利用企業数50万社を突破しました。この成果は、2021年10月のサービス開始からわずか3年のことです。
この「HENNGE Secure Download」は、企業が安全にファイルを送受信するためのソリューションであるため、PPAP(パスワード付きZIPファイルとパスワードを別送する手法)からの脱却が進む中で重要な役割を果たしています。特に、日本国内においては、PPAPは広く普及していましたが、近年のセキュリティ意識の高まりを受け、より安全で利便性のある手段へと移行する企業が増加しています。
利用企業数の急増
2023年9月には、「HENNGE Secure Download」の利用企業数が35万社を超え、その後、2024年7月には50万社に到達しました。これは、上場企業をはじめとする多様な業種や自治体がこのサービスを採用し、シンプルでありながら高い安全性を評価していることが背景にあります。
実際、このソリューションを利用している企業では、添付ファイルがPPAPで送信される割合が、29.4%から12.4%に減少していることが調査から明らかになりました。これにより、国内企業における脱PPAPの流れがさらに顕著になっています。
安全なファイル送信の仕組み
「HENNGE Secure Download」では、ファイル送信者は従来通りにファイルをメールに添付するだけで、実際にはそのファイルが自動的にクラウドストレージにアップロードされ、受信者にはダウンロードURLが記載されたPDFが送られます。受信者は自身のメールアドレスを認証することで、セキュリティが強化された状態でファイルをダウンロードできます。この実装により、誤ってファイルを送信した場合でも、送信後にURLを無効化することができるため、安心です。
今後の普及に向けた展望
HENNGEは、今後も「HENNGE Secure Download」や「HENNGE One」の普及を通じて、利用者が安全にファイルを共有できる環境づくりに取り組むとしています。独自に開発したテクノロジーを活用し、利便性とセキュリティの向上を図りつつ、企業間のコラボレーションを促進することが目指されています。この流れは、今後の働き方においてもますます重要性を増すことでしょう。
HENNGE株式会社について
HENNGEは1996年の設立以来、テクノロジーを駆使して企業のセキュリティ課題を解決することを目的としたSaaS企業です。特に「HENNGE One」は、国内シェアNo.1のクラウドセキュリティサービスとして知られています。このサービスは、組織の生産性を向上させるために設計されており、テクノロジーの利用をスムーズにするためのセキュリティを提供します。
これからもHENNGEは、企業が直面するさまざまなセキュリティの課題解決に寄与していくことでしょう。これにより、企業の機能向上と効率的な働き方を支援し、さらなる成長に貢献することが期待されています。