KDDIがSUPR FORMULAにメインスポンサーとして参加
KDDI株式会社は、2025年12月25日より全国で行われる最高峰のフォーミュラカーレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」において、新しいチーム「KDDI TGMGP TGR-DC」のメインスポンサーに就任することを発表しました。この新しい取り組みは、モータースポーツの場を通じて未来の人財を育成することを目的としており、KDDIはこのミッションに対して強い熱意を持っています。
「KDDI TGMGP TGR-DC」は、MORIZO氏が率いるROOKIE Racingによって立ち上げられたチームで、モータースポーツを通じてエンジニアやメカニック等の人財を育成することを特に重視しています。チームは、初年度となる2025シーズンに28号車として小高一斗選手、29号車に平良響選手を起用し、リザーブドライバーには野中誠太選手が選ばれています。
この背景には、KDDIの「誰もが思いを実現できる社会をつくる」という理念があり、企業としての重要な役割を認識した上での支援であると強調されています。KDDIの代表取締役社長である髙橋誠氏は、「国内最高峰のレースシリーズであるSUPER FORMULAに新たに参戦する『KDDI TGMGP TGR-DC』をサポートできることを大変光栄に思います。これまでの経験をもとに、次世代の人財の育成に尽力していきたい」と述べています。
モータースポーツと未来人財育成
KDDIはこれまでも、日本のモータースポーツを支援する多くの取り組みを行ってきました。特に2016年から現在にかけては、「TGR TEAM au TOM'S」との連携を通じ、レースシーズン中のイベント企画やファン感謝祭など、多角的な支援を実施しています。このような活動を通じて、モータースポーツファンとのつながりを深め、楽しさや面白さを提供しています。
さらに、KDDIはSUPER GTトヨタGT500クラスへの技術支援を行っており、レース分析用インフラの提供やプロモーションへの協力なども手がけています。また、国際的なモータースポーツイベントにあたるFIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」の日本ラウンドのサポートなども行い、国内におけるモータースポーツの発展に寄与しています。
これからKDDIの「KDDI TGMGP TGR-DC」の活動が始まる2025年シーズンが待ち望まれる中、ファンはもちろんのこと、未来のモータースポーツに関心を示している人々にも大きな期待が寄せられています。今後の成長と新たな挑戦を通じた人財の育成に、KDDIがどのように関与していくのか、注目が高まっています。