新拠点「gallery de kasuga」
2019-10-09 14:05:59
表参道に新たな文化発信拠点「gallery de kasuga」が登場
表参道の新たなアートと文化の拠点「gallery de kasuga」
2023年11月16日、東京・表参道にオープンする複合商業施設「gallery de kasuga」。この施設は、1896年に創業した「春日商店」の4代目、春日秀之氏が手がけたもので、日本のモノづくりの伝統と革新を融合させることをコンセプトにしています。
施設内の多様なゾーン
「gallery de kasuga」は、3つのゾーニングに分かれています。それぞれが独自の魅力を持ち、訪れる人々に新しい体験を提供します。
1. ギャラリー
このエリアでは、春日氏自身がコレクションしたアート作品を含む、‘素材’をテーマにした多くのアートピースが展示されています。訪れる人は、さまざまな国のアーティストによる作品を楽しむことができ、視覚的な体験だけでなく、物質の背景や意味について考えさせられる空間となっています。
アーティストの中にはフランスのJacques OWCZAREK、日本のMariko MORI、チェコのRudolf BURDAなどが名を連ねており、彼らの作品は素材の持つ力を感じさせるものばかりです。
2. ラウンジ
訪れた人々がリラックスし、アートや文化について語り合う場所として設計されています。コーヒーやドリンクを楽しみながら、作品や展示について深く語り合うことができる特別な空間です。
3. サロン
このサロンでは、春日秀之が制作した「la terre blanche(白い地球)」というシンボルアートが展示されます。また、さまざまなイベントやワークショップが開催され、訪れる人々が新しい知識や体験を得ることができるように設計されています。
ブランドの誕生とフィロソフィー
「gallery de kasuga」では、2つのブランドが展開されています。まず、フランス・パリ発の「BLANC BIJOU」は、蛍石を使用した製品で知られ、その美しさと滑らかさを兼ね備えたジュエリーやテーブルウェアなどを提供しています。2009年の設立以来、アートから建築まで、幅広く展開されています。
次に、日本発の「hide k 1896」は、春日商店を母体に、カーボンファイバーを使用した革新性のある製品を展開しています。このブランドでは、バッグや小物の他、LeicaやLEXUSなどとのコラボレーションにより、カーボンの新たな魅力を引き出しています。
知識を共有するアカデミア
もう一つの魅力はアカデミア部門です。春日秀之が主宰するこのプログラムでは、サイエンスやアート、ビジネス、SDGsに関するトピックをテーマにした定期講演が行われます。様々な分野の専門家を招き、新たな知識を得ることができる場というのは、訪問者にとって貴重な経験となります。
環境への取り組み
「gallery de kasuga」では、持続可能性への責任を持つ姿勢が示されています。使用済みのBLANC BIJOUとhide k 1896の商品を持参することで、新商品を割引価格で購入できるリサイクルプログラムも用意されています。これは、環境への配慮とともに、新しい流通の形を提案するものです。
まとめ
この度オープンする「gallery de kasuga」は、アートと文化の魅力を幅広く感じることができる新しい拠点です。伝統と革新をテーマにした展示や、アートに関するイベントが満載のこの場所は、多くの人々にとっての新しい発見の場となるでしょう。ぜひ足を運び、現代のアートと文化を体感してみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社 hide kasuga 1896
- 住所
- 東京都港区元赤坂1-7-17テラサワビル4F
- 電話番号
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03-6432-9024