AI検索最適化を実現するPKSHAの新機能提供開始
株式会社PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)が、AI検索の最適化を目指して新たに「FAQ構造化データ出力機能」の提供を正式に開始しました。この機能は、生成AIが企業の公式FAQを信頼できる情報源として参照できるよう、データを最適化するものです。これにより、FAQが単なるサポート情報から企業の『公式情報源』へと進化し、顧客とのコミュニケーションが一層正確になることが期待されています。
新機能の概要
新たに実装されたこの機能は、企業やサービスが保持するFAQコンテンツを自動的に「構造化データ(Schema.org形式)」として出力します。これにより、専門知識がなくても簡単に設定が可能で、AIは瞬時に「質問」と「公式な回答」を正しく判別できるようになります。これまで、AIが公式の情報を誤って引用してしまう危険性を軽減し、正確な情報提供が促進されるのです。特に企業が提供する公式情報の信頼性を担保し、顧客の満足度向上とブランドイメージの保護に寄与することが目的です。
増加するAI検索の重要性
AI検索の利用が広がる中、企業FAQへのアクセスは急速に増加しています。PKSHA FAQを導入している企業約500社のAIによる参照数は、9月には急上昇し、12月にはその数が2.5倍になり、今後も成長を続ける見込みです。しかし、同時に公式情報が引用される保証はなく、古い情報や非公式な資料を優先して参照されることもあります。
この問題に対処するため、PKSHAはFAQのデータ構造化を進め、AIが公式情報を正確に利用する仕組みを整備しています。これにより、企業は信頼できる情報を提供し続けられるのです。
今後の展望
PKSHA Technologyは、FAQ構造化データ出力機能に加えて、AIが理解しやすいコンテンツ作成支援や、情報の新鮮さを維持するための更新必要なFAQを抽出する機能などを追加する予定です。2026年には、AI検索における引用率向上を目指し、企業FAQが個別企業の『SSOT(信頼できる唯一の情報源)』として活用されることを目指します。また、生成AIでのウェブ自己解決を最大化するため、PKSHA AI FAQ Assistantとの連携も図ります。
PKSHA FAQの特長
PKSHA FAQは、世界最大のヘルプデスク業界団体HDIの日本法人HDI-Japanと協力して策定された「FAQ Management」に準拠し、独自の特許技術を持つFAQ管理システムです。このシステムを利用すると、FAQサイトの作成や更新が簡単に行えるほか、高い自己解決率を実現します。実際、現在までに約800社、1500サイト以上がPKSHA FAQを導入しており、そのシェアは国内トップとも言われています。
企業概要
PKSHA Technologyは、AIに関する様々なソリューションを展開し、「未来のソフトウエアを形にする」という理念のもとに、金融や製造、教育分野の課題解決を目指しています。自社が持つAI SaaSやエージェントを活用し、社会のさまざまなニーズに応える未来的な働き方を支援しています。今後もAI技術を駆使し、正しい情報が誰もがアクセスできる社会の実現に寄与することを目指します。