世田谷区の新たなプログラミング部「セタプロ部」とは?
世田谷区に新しい風が吹き込む。2026年4月、一般社団法人セタプロが小中学生を対象にしたプログラミング部活動「セタプロ部」の本格始動を発表した。この取り組みは、学年や学校を超えて子どもたちがプログラミングを学び、楽しむ場を提供することを目的としている。これまでもプログラミング教育が進む中、子どもたちがその学びを持続できる場所が求められており、セタプロ部はその空白を埋めるために設立された。
初体験の声に満ちた部活体験会
「セタプロ部」の魅力は、完全無料のプログラミング体験ができることである。2025年12月に開催された部活体験会では、参加した子どもたちがプログラミング課題に熱中し、アンケート結果も満足度100%という素晴らしい評価を得た。参加した中学生は「プログラミングって難しいイメージだったけれど、数字をちょっといじるだけで面白いことができると知れたので、よかった」と語り、また小学生も「自分で色々なプログラムを作ることができ、成功したときの達成感がすごかった」と、子どもたちの反響も非常にポジティブである。
保護者からも「実際にコードをいじって好きなように変えられる体験はとても良かった」との声が多く寄せられ、子どもたちが楽しく学べる環境が整っていると実感している。
「第3の居場所」としての役割
セタプロ部は、地域の野球チームのように、デジタルネイティブ世代の子どもたちが仲間とともにプログラミングを学び、切磋琢磨できる「第3の居場所」と位置づけられている。プログラミングの楽しさを体験することで、子どもたちは自分の手でソフトウェアを作る喜びを知り、その興味を育むことができる場所を提供している。
プログラミング教育の背景
近年、プログラミング教育は学校教育の一環として必修化されている。しかし、学校外においてもその熱意を持ち続けられる場所が必要だ。特に民間スクールは費用が高い場合が多く、学校の先生も放課後の専門的な指導は難しい。そんな状況の中、セタプロ部は子どもたちのニーズに応える新たな場所として注目されている。
セタプロ部の特徴
1.
完全無料の活動環境: 企業からの寄付によって運営され、経済状況にかかわらず参加可能。
2.
優れた指導者: プログラミングが大好きな大人がサポートし、答えを教えるのではなく共に悩み、挑戦する仲間として支援。
3.
充実した施設: 世田谷区内に専用の活動スペースが設けられ、Wi-FiやPC、モニターが完備されている。
今後の展望
セタプロ部は、「学校に合わない」「既存の部活動に参加できない」といった子どもたちに新しい居場所を提供することを目指している。今後は地域のフリースクールとの連携も図りながら、さらに多くの子どもたちに魅力的なプログラムを提供する計画である。また、将来的にはオンラインでつながる「バーチャル部室」も設立し、全国の子どもたちが共に学び合うエコシステムを構築していく考えだ。
代表理事のお言葉
代表理事の藤原士朗さんは、「プログラミングの楽しさを次世代に伝えたい」と思いを語っている。彼は、地域の教育における企業の役割を重視し、子どもたちが安心して試行錯誤できる環境を提供することへの期待感を示した。
また、副理事長の松下雅征さんも、プログラミングが好きな大人たちとの出会いが、子どもたちにとって素晴らしい経験につながることを信じている。
結論
世田谷区の「セタプロ部」は、未来のエンジニアを育てる場所として、学びの場を提供しつつ、地域社会の中で大きく成長していくことでしょう。プログラミングの楽しさを共に分かち合える仲間とともに、未来への一歩を踏み出す準備が整った子どもたちは、これからの時代を創造していくことが期待されます。