石原海個展「激雷」
2024-09-12 17:50:26

石原海の個展「激雷」が麻布台ヒルズにて開催、雷の象徴する人間の欲望と共存とは

石原海個展「激雷」が麻布台ヒルズで開催



映画監督でありアーティストの石原海による個展「激雷」が、2024年10月17日から11月10日まで麻布台ヒルズに位置する「Gallery & Restaurant 舞台裏」で開かれます。この個展では、石原がロンドン大学ゴールドスミス校での在学中に制作した新作映像《激雷》が中心となるインスタレーションが披露されます。

展示内容


展示される映像《激雷》は、熊本を舞台にした日本の架空の小さな山村での物語を描いています。この村は雷が頻繁に落ちることで知られており、雷に打たれた者は踊り子になる権利を得るという地下クラブが密かに運営されています。この作品では、自然界に住む蟹たちも重要な役割を果たし、登場人物たちは雷のような衝撃的な出来事を通じて人間と自然の共存を探求します。

イメージと比喩


《激雷》は単純に雷の音を指すだけでなく、日常生活に突然降りかかる衝撃的な出来事を象徴しています。ポジティブな変化や、自然の不可抗力、さらには社会的な暴力の発生など、私たちの生活に影響を及ぼす「激雷」は、その存在が我々に何をもたらすのかを考えさせる材料となっています。作品を通じて、偶然と必然、自然と人間というテーマが交差し、神話や宗教的な観点が浮かび上がります。

作家の思い


石原は、「雷に打たれた人々が奇跡的に生き延びることがある」という視点を持ちながら、予測困難な出来事と人間の根源的欲求である踊りをモチーフに作品を制作しています。彼は、社会での不公平や不運を抱えた人々のために、「死にそうなくらいの出来事が、結果的に良い方向に繋がる」とはいえない現実を描写することを目的として創作を行っています。

アーティストプロフィール


石原海はロンドンと東京を拠点に活動するアーティストで、社会から疎外された人々の視点を大切にしています。2018年には東京藝術大学を卒業し、現在はゴールドスミス校でアートを学んでいます。
最近の活動としては、国立国際美術館や恵比寿映像祭への出展があり、国際映画祭の選出も果たしています。

彼の作品は、個人的な記憶と社会問題を交差させ、観る者に強いメッセージを届けます。

展覧会の基本情報


  • - 開催期間: 2024年10月17日(木)〜11月10日(日)
  • - 営業時間: ギャラリーは火曜日から日曜日の11:00-20:00
  • - レストラン: 火曜日から金曜日は昼食と夕食を提供、土日はカフェメニューでの営業
  • - 定休日: 月曜日
  • - 場所: Gallery & Restaurant 舞台裏, 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ

このように、石原海の個展「激雷」は、単なるアートを超えた深いメッセージを持った作品で構成されています。この貴重な機会に、彼の作品をぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社The Chain Museum
住所
東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
電話番号

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