スペースマーケットが実現した新しいISMS運用の形とは
株式会社スペースマーケットは、2019年にISMS認証を取得して以来、情報セキュリティの業務を効率化させるための取り組みを強化しています。2024年には、運用の効率化を目指してSecureNaviの導入を決定しました。このツールを活用することで、企業内の情報の属人化を解消し、セキュリティ運用がどのように変革したかをご紹介します。
ISMS運用における課題
SecureNavi導入前のスペースマーケットでは、ISMSの運用にさまざまな問題が浮上していました。まず、担当者が毎年交代することで業務が属人的になっていました。そのため、時には前任者からの引き継ぎが不十分になることもあり、業務の進行が非常に非効率でした。また、過去のドキュメントや情報が一元管理されておらず、担当者は手探りで仕事をせざるを得なかったのです。
さらに、ISMS認証の取得が目的化してしまうことで、全社的なセキュリティ意識が希薄化していました。日常業務にセキュリティに対する意識が浸透しておらず、そのせいで社員が「依頼が来たから対応する」といった受け身の姿勢になってしまうことがありました。この結果、ISMSが単なる審査のためのイベントになり、組織全体のセキュリティ意識が低下する原因となっていました。
SecureNavi導入の効果
SecureNaviを導入したことで、スペースマーケットはISMS運用において劇的な改善を実現しました。導入から約9ヶ月を経て得られたメリットは以下の通りです。
1. ISMS運用の仕組み化
従来の手作業による運用から脱却し、一箇所の情報更新で関連ドキュメントの整合性を保つ「仕組み化」ができました。これにより、運用担当者が業務を離脱しても他のメンバーが即座に業務を引き継ぐことが可能になり、過去の属人化した運営体制から脱却しました。
2. 情報セキュリティ委員会の運営
t
SecureNaviは、情報セキュリティ委員会の運営にも重要な役割を果たしました。共通言語として機能し、ISMSの全体像を知らないメンバーでもスムーズに議論ができるようになりました。具体的なタイムラインに沿った問題解決や、主体的な行動を促すツールとして、委員会の活動を活性化させました。
3. 効率化による工数削減
特に印象的なのが、業務準備の工数が1/3に削減されたことです。情報資産登録時のリスク自動提案機能の活用により、現場での負担を大幅に軽減。従来煩雑だったタスクの可視化や力量管理が一元化され、業務が飛躍的に効率化されました。
やがて実現した新しいISMS
これらの改革により、ISMSが形骸化することなく、自社の文化として浸透していくことが期待されます。スペースマーケットは、今後もSecureNaviを活用し、情報セキュリティのさらなる向上を目指しています。
株式会社スペースマーケット概要
株式会社スペースマーケットは、あらゆるスペースの貸し借りを提供するプラットフォームを展開しており、「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」というビジョンのもと、様々な取り組みを行っております。今後もISMSおよびセキュリティ体制の確立に向けた力強い一歩を続けていくことでしょう。