黒柳徹子と里咲りさが届ける新CM「ヒーロー」のメッセージ

誰かのヒーローは、あなたかもしれない

公益財団法人日本骨髄バンクは、2024年11月21日から新しいキャンペーン「#つなげプロジェクトオレンジ」を始めます。このプロジェクトは、タレントの里咲りささんと女優の黒柳徹子さんが出演する新CMとポスタービジュアルを通じて、骨髄バンクへの理解と協力を促進するための取り組みです。

この新CMは、黒柳さんが目を引く鮮やかなグリーンのセットアップにオレンジ色のアクセサリーを合わせ、「誰かのヒーローは、あなたかもしれない」と語りかけます。続いて、里咲さんは、骨髄バンクが造血幹細胞の提供ドナーを必要としていることを伝え、視聴者に寄付の重要性を呼びかけます。CMには、骨髄バンクの活動を支援しているプロラグビー選手木村貴大さんと、骨髄バンクを介して移植を受けたプロサッカー選手早川史哉さんも登場し、温かいメッセージを届けます。

CMとポスターの制作経緯

この新CMとポスターは、フローエンタテイメントの代表取締役でもある里咲さんの発案により制作されました。里咲さん自身が2022年に日本骨髄バンクのPRソングを手掛けたことから、より深い関与が生まれました。今回のキャンペーンは、彼女の「まっすぐな想いと願いがつながったとき、物事が動く」という理念を基にしています。

撮影中、黒柳さんと里咲さんは初対面ながらも、和やかな雰囲気で進行。里咲さんは黒柳さんの著書『窓ぎわのトットちゃん』が「人生の宝物」であると話し、その影響を受けたことを語りました。撮影の合間には、彼女たちの共通の思い出が語られ、親しみやすさが伝わります。

「ヒーロー」を求めるメッセージ

CMは、骨髄バンクのドナー登録への関心を高めるだけでなく、視聴者に対して自身がどのように「ヒーロー」になれるかを考えさせます。日本骨髄バンクは、白血病などの血液疾患に苦しむ患者を助けるため、ドナー登録者を広く募っています。患者とドナーの「型」が一致する確率は低いため、一人でも多くの方の登録が必要です。

このキャンペーンでは、ドナー登録だけでなく、さまざまな協力方法が存在することも強調されています。広く一般に向けたメッセージを通し、ヒーローとしての役割を果たせることを伝えています。