トランスコスモス、インド本格進出!バンガロールセンターが本格稼働
2024年3月にインド・バンガロールに開設されたトランスコスモス株式会社のバンガロールセンターが、5月31日に本格稼働を開始しました。同センターでは、インドのローカル市場向けのコンタクトセンターサービスを提供することで、顧客体験向上を目指しています。
開所式には、お客様企業や日本貿易振興機構(ジェトロ)の関係者、従業員が出席し、今後の事業展開への期待が表明されました。また、インド・ブータン王国駐箚特命全権大使の鈴木浩氏からは、トランスコスモスのインド進出が、人材育成によるインド経済発展に大きく貢献することを期待するとのコメントが寄せられました。
インドの優秀な人材を活用し、グローバルCXカンパニーへ
ジェトロベンガル―ル所長の水谷俊博氏は、日本企業のインド進出が活発化する中、トランスコスモスのようなIT人材を活用した新規事業分野の開拓が期待されると述べました。特に、インドは理工学部の女子大学生比率が高く、2030年には日本のITエンジニアが不足する見込みであることから、インドの優秀な人材を活用することが重要性を強調しました。
多言語対応で新たな顧客体験を提供
インドは多言語国家であり、トランスコスモスはアジア各国で培ってきたノウハウを活かし、多言語対応で顧客体験向上を目指します。将来的には、さらなる言語に対応できるエリアへの進出も視野に入れ、お客様企業とともにインド市場における社会課題解決にも貢献していく予定です。
トランスコスモスのグローバル展開
トランスコスモスは1966年の創業以来、「人」と「技術力」を融合し、お客様企業の競争力強化を支援してきました。現在では、世界35の国と地域、181の拠点で事業を展開し、グローバルECワンストップサービスを提供しています。デジタル技術を活用することで、お客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」として、今後も事業を拡大していく予定です。