高槻市立第十中荒木太陽さん、近畿空手大会出場への意気込み
令和6年12月12日、春が近づく高槻市で、地域の期待を背負った若き空手家、荒木太陽さんが高槻市役所を訪問しました。彼の目的は、12月22日に和歌山県で開催される「第33回近畿中学校空手道選手権大会」に出場することを報告し、その意気込みを語ることです。
荒木さんは小学校1年生の時に友達の影響を受け、空手を始めました。彼は市内にある拳忍会船橋道場に通い、日々鍛錬を重ねています。これまでの練習の成果として、得意技を数多く持つ彼ですが、特に前足で踏み込む「きざみ突き」と、中段突きを組み合わせたカウンターが強みです。
最近開催された大阪府大会では、これらの技を活かしてベスト16に進出し、見事近畿大会への切符を手に入れました。近畿大会には100名以上の選手が参加予定で、荒木さんはその中で自らの技術を披露することになります。
この日は、市役所で八十祐治副市長に報告した荒木さんは、精神面の強化にも力を入れていることを明かしました。「冷静になる」「感情的にならない」ことをテーマに、基礎の見直しや道場で学んだ技を反復練習しています。荒木さんは、これまで9年間の努力を無駄にしないよう、全力を尽くすことを誓いました。
副市長は、彼の努力を称賛し、「悔いのないよう練習の成果を出し切ってください。応援しています」と激励の言葉をかけました。この言葉に後押しされる形で、彼はますますその意気込みを強めています。
大会は近づいており、荒木さんの情熱がどう実を結ぶか、周囲の期待が高まっています。高槻の空手界を代表する逸材として、彼の今後の活躍から目が離せません。彼の夢は、さらなる成長と空手道の頂点へと挑むことです。これからも彼を応援し続けましょう。
継続は力なり。荒木太陽さんの成長を追い続け、近畿大会での活躍を楽しみにしたいと思います。