新たに連携する「アルキラーNEX」と「SmartHR」の革新システム

新システムの統合で業務効率化を実現

株式会社パイ・アールが提供するクラウド型アルコールチェックシステム「アルキラーNEX」と、株式会社SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」が、2024年8月20日よりシステム連携を開始します。この連携により、業務の負担が軽減され、効率的なデータ管理が可能となります。

DX化の進展と課題

最近、企業においてデジタルトランスフォーメーション（DX）が進んでいることは知られています。しかし、その一方で社内システムが多岐にわたる場合には、システム導入時に必要となるマスターデータの登録が煩雑に感じられます。特に、多くの管理者が直面するこの課題を克服するために、両社は連携に至りました。

連携の詳細

新たに提供される連携機能により、「SmartHR」の管理者は、既存の社員データをスムーズに「アルキラー」へ転送することができます。これにより、データの二重登録や手動操作の手間が削減され、業務の効率化が実現します。時間とリソースの節約が見込まれ、多忙な管理者にとって大きな助けとなるでしょう。

アルキラーNEXの機能

「アルキラーNEX」は、アルコールチェッカーとスマートフォンやタブレットをBluetoothで接続し、検知した結果をリアルタイムでクラウドに送信します。これにより、管理者は「いつ・どこで・誰が」アルコールチェックを行ったのかを、管理画面から簡単に確認できるのです。また、顔認証機能やワンタイムパスワードによる不正防止策も取り入れており、検知器の有効期限管理もクラウド上で行えます。

SmartHRの特徴

一方、「SmartHR」はクラウド人事労務ソフトとして、労務管理部門において圧倒的なシェアを誇っています。採用管理や内定者の雇用契約、年末調整などの業務をペーパーレス化し、データの蓄積と活用を促進します。特に、社員データを利用した人事評価や従業員サーベイ機能は、組織の活性化に寄与し、企業全体の生産性向上を支援しています。さらに、サービス「SmartHR Plus」では、様々なアプリケーションとの連携が可能で、個別のニーズに合わせたカスタマイズも実現しています。

会社概要

株式会社パイ・アールは、大阪市中央区に本社を置き、代表取締役の安田功が率います。スマートフォンアプリやシステムの開発に特化し、最新の技術を用いてユーザーの利便性を追求しています。対して、株式会社SmartHRは東京港区を本拠地とし、代表取締役CEOの芹澤雅人が企業を牽引しています。両社の連携により、今後の業務環境が大きく変わることが期待されます。

このように、アルコールチェックシステムと人事労務ソフトの相互作用が生むシナジーは、企業運営の効率化に欠かせない存在となるでしょう。これからのビジネスのスピード感にマッチした、先進的かつ効果的なシステムが、さらなる進化を遂げていくことに期待が寄せられます。